巨大工作物

毎年、トマトには雨よけを施す。雨が全く入らないようにしようという訳ではないが、過去にトマトが長雨で病気になったことがある。それ以後、簡単な(?)雨よけを作成している。
作成している、というと、まるで自分が作っているようだが、実は、例年、実家の母親が作っている。
なぜかって?そりゃあ、人には得意不得意があるからだ。
今年も「今週末一緒に作ろう。」と依頼しておいたら、帰ったときには、巨大な骨組みができており、ビニールを張るだけになっていた。
これは、すばらしい。期待どおり。早速、雨が小やみになった時、一緒にビニールを張る。
そして完成。

その後、ホームセンターに不織布を買いに行く。
寒冷紗(ネット)を張っているにもかかわらず、長さ1センチにも満たない、まだ青いヨトウムシが、キャベツ「超大球」を食べ始めているのを発見したのだ。例年、夏から秋になるとヨトウムシとの戦いになるのだが、今年は梅雨前からこの状態とは、暖冬の結果だろうか。
昨年の夏、このネットのわずか1ミリの穴に、見えないぐらい小さな青いヨトウムシが何匹もとりついて、中に入っていく現場を押さえたことがある。防虫のためにネットを張っても、こんな小さな穴から入って大発生するのか、とショックを受けた。そこで立てた仮説だが、不織布であれば、編み目がないからさすがのヨトウムシも入れないのではないか、ということだ。
夏には準備しようと思っていた不織布だが、既に被害が出てしまったので、急遽、買いに行った。20メートル1250円で購入。
その帰りに通りかかった戸外の売り場。雨よけキット発見。

おお。3,480円もする!
うちの雨よけは、サイズ可変で、毎年、スペース似合わせて組み立てられ、材料費2,000円してないと思う。しかも、ばらせば、ただの支柱として使えるし。ちなみに、ここでのコストには人件費は計上されていない。母ちゃん、えらい。
ついでに、一つだけ結実しているトマトの写真。

少しずつ、大きくなっている。米ぬか、鶏糞、骨粉を混ぜて追肥