大根「秋王」と「紅くるり」の収穫

通常なら、いわゆる普通の根の長さの大根になるはずの「秋王」
秋から肥料の袋で育てているが、いよいよスーパーで売ってるぐらいの太さになった。

25日、とうとう一本収穫することに。子どもが見守る中、ぐっと引っ張ってみる。

ん?

すぽん、という手応えに「ほえ?」となる。
土の中に埋まっていた太い部分は10センチもなくて、その後に長いオッポのような根が伸びている。
「全長」という定義で言えば、市販の大根並だろう。でも、体積的に見ると、なんとなく1/3食っちゃった後みたいな感じだ。
子どもに渡すと、喜々として家人のところに運んでいく。家人が大げさに喜んで見せ、自分が育てたのだと言わんばかりの顔をして誇らしげな子どもである。
だから、まあ、いいか。ちょっと長さ足りないけど。

この冬最後の「紅くるり」と並べて撮影してみた。ちなみに、「紅くるり」は一定の割合で赤くならないらしい。間引きしそびれて白いヤツができてしまった。

なお、計測の結果、大根「秋王」は食べられる部分までの長さが26センチだった。「紅くるり」は、丁度10センチ。

考えようによっては、日当たり万全ではないところに置いてある肥料袋でも、この程度までは育つのだということがわかった訳だ。肥料袋の土を次回もっと改良したら、もうちょっと根が先の方まで太るかもしれない。なんとなく、このチャレンジは成功した感じがあるぞ。ということで、今年の秋も試してみよう。