各種虫害レポート2

アブラムシの領土が拡大している。
最大被害にあったアヤメ雪は先週、撤収した。ピンぼけの写真になったので全ては載せないが、7本収穫。アブラムシと戦いつつ、最後の小さめのものでも直径3、4センチまでは育ったのでよしとしよう。あんなにアブラムシにまみれながら、よく頑張ってくれた。
これで、葉大根とあやめ雪のハーフ&ハーフの鉢は終わり。18日(土)には、パプリカ(赤)を定植した。

フリンジーグリーンもなんとなく、虫っぽくて元気がない。

シャクトリは3回に分けてしつこく撃退した。ただ、ハモグリバエの被害も見える。
フリンジーグリーンは、子供が「レタスの赤ちゃん」と言っては毎朝水やりするのを楽しみにし始めたので、枯らすわけにはいかないという妙なプレッシャーも発生しており一大事だ。それはそれとして、そもそも全く食べ損ねると腹立たしいので、子供が起きる前に内緒で葉っぱをむしって、サラダにこっそり入れて食べ始めた。いつまでも「レタスの赤ちゃん」が大きくならないことについて、疑問を持つかもしれないが、それもやむを得ない。

ブロッコリーも水曜日に一度寒冷紗を開けてみたら、またしてもびっちりとアブラムシが繁殖し、葉っぱがべたべたした感じになっている。ここぞとばかりに手袋をした手でこそげ、水で洗い流す。さらに、土曜日。水曜日の虐殺はなんだったのかと自問したぐらいの奴らの復活ぶり。株を軽く振ると、バラバラと落ちてきて、薄緑色に土を染めていく。それから30分、手でこそげ落とし、水で流して、地面に落ちた奴らの上に土を盛り、這い出してこようとする奴らをスコップでベチベチ叩く。その日は、眠ろうとして目を閉じても、緑色の点々が見えたぐらい黙々と退治し続けた。しかし、この殺伐とした戦いの過程で、ブロッコリーの葉っぱが何枚かちぎれたり、折れたり。物理的な攻撃には、必ず被害が伴う。

そしてカリフラワー。今回は株自体が小さめで、なかなか花蕾が大きくなってこない。追肥しようかと見たら、ここにもアブラムシがいる。また、お前らかという感じで、ここでも小規模な戦い。そろそろアブラナ科は撤収時期かもしれない。