年末になる前に

結構な日にちが空いてしまった。11月は一度も更新せず、写真だけ撮りだめて、もはや師走も終盤。この忙しい時期に、そんな写真をのんびり追っていられないので、ピックアップで順に振り返る。

  • 菜の花「早陽」

菜の花「早陽」は、多少、アブラムシが付着するも、大根やアスパラ菜の被害状況からすると驚くほど少ない。
11月5日時点。

12月2日には花が咲いてしまったり。

パスタに入れたり、サラダに入れたりとこれまで3回収穫している。先週、追肥をしたのでもうしばらく楽しめるかな。

  • あやめ雪と小松菜のハーフ&ハーフ

現在、最も元気なのは彼らだ。アブラムシ被害もゼロ。
11月日1にはこんな感じに。

11月18日

12月2日

12月13日

とこんな感じで育ってきたが、12月に入ってからは大きな変化がない。あやめ雪はまだ親指大ぐらいの大きさで、ゆっくりゆっくり成長中。でも、寒さがこれ以上厳しくなるとあまり大きくならない可能性もある。
最悪、葉っぱは食べられるので、とりあえずきれいなままでいてもらおう。
小松菜は、セロリ、ブロッコリー、リンゴと一緒にスムージーにする予定。柔らかそうなので苦みも少ないだろう。年末から1月にかけて順次収穫していこうかなあ。楽しみだ。

  • 小松菜追加蒔き

12月2日、小松菜を追加蒔きした。わさび菜の後のプランターが空いて、日当たりスペースがもったいない気がしたからだ。

まだ先の小松菜と比較すると11月1日時点ぐらいのサイズ。しかも、その後、寒い日が続く。みぞれまで降ったし。ま、これもダメ元というやつなので、どこまで育つか見てみよう。もう少し分厚いビニールにしようかな。ベビーリーフぐらいのサイズになればそれはそれでおいしく食べられそうな気がする。

  • ミニカリフラワー「オレンジ美星」

「オレンジ美星」は比較的順調に育った。一時、生育が今ひとつで心配したのであるが、ケイフンのほかに、サカタのタネで購入した有機肥料液肥「ネイチャーエイド」を3回ぐらいつかってみた。
肥料が功を奏したか、11月に急激に成長。
11月18日にはこんな感じになって、期待が持てるようになった。

そして、12月2日には花蕾が見えるように。

16日時点。

もう少し大きくなるだろうか。でも、「ミニ」なんだから欲張っても大きくなるはずはない。花蕾が乱れたら元も子もないし。
ということで、20日、とうとう一株収穫。

ちょうど10センチぐらい。一回食べきりサイズだけど、きれいな色で良い食材なのだ。あー、クリスマスパーティにとっておけば良かったかなぁ。

  • 大根「冬みねセブン」

肥料袋で育てている「冬みねセブン」。
12月に入って、大根らしい様子になってきた。2日の様子。

地中の根の長さは不明ながら、16日には直径3〜3.5センチになった。20日現在はこんな感じ。

今年は蒔き遅れたところへ急に寒くなったから、生育は良くない。虫との戦いが少しでもマシになるように、蒔き時期の終わりの方で蒔いたんだけど、今年のように、秋が急に寒くなるといったリスクを考えると、もう少し前倒しで蒔いた方がよさそうだ。

こちらもあまり成長していない。
11月11日。この頃までは、世の中平和だった。

その後、11月下旬からアブラムシとの壮絶な戦いが繰り広げられている。アブラムシどもは、何故か聖護院よりは紅くるりの方が好きらしい。
これが12月2日。なんとか写真を撮るに耐える程度に処置した後の様子。

いずれにせよ、週末毎に水で洗い流し、地面の水たまりにいる彼らに土をかぶせて生き埋めにしたり、手で圧殺したりと、相変わらず殺伐とした時間を過ごしている。子供にはなんとなく見せたくない、後ろ暗い一面である。
先週は写真も撮るのを忘れるぐらい、せっせと処置にいそしんだ。
20日の様子。

一番大きな聖護院は、現時点で直径4-5センチといったところ。今年は正月用の千枚漬けは作れないこと確定だな。今年は蒔き時機を逸してしまったので来年はきちんとしよう。

  • アスパラ菜「オータムポエム」

ここでもアブラムシとの死闘が繰り広げられている。一時は11月下旬から12月初め頃の2週間は週に3回の水攻めを行った。
11月18日の水攻め後。

薹立ちした後は、株ごと抜き取らず、薹立ちした芽のみ切り取って2回目の収穫が12月2日だ。


収穫した薹を水を張ったボールに付けて何度も水を換えて洗う。いくら加熱処理するからって、アブラムシまで辛子和えやパスタにしたくない。食用として適正なレベルにする過程で、相当数のアブラムシが駆除される。
そのお陰だろうか、3度目の脇芽が伸び、ピーク時に比べるとアブラムシの勢いはやや弱まった。

本日は薹立ちした20センチほどの芽を2本切り取り、湯がいてサラダに加えた。アスパラ菜は大きくなるので、脇芽の薹を2本切っただけで小さめの小松菜2株分ぐらいのボリュームがある。結構、オトク感ある。

  • ニンジン「ベーター312」

ニンジンは秋の台風で壊滅的な打撃を受けたのが悔やまれる。元気は元気だが、こんな季節では成長するはずもないし。春になったらどうなるんだろう。大きくなるのか、薹が立って食えない状態になるのか。それぐらいなら、いっそベビーキャロットと割り切って食べた方が良いなあ。

ちなみに、写真の右側はわさび菜。わさび菜の顛末については、別に記す。

  • シャオパオ

連結ポットに蒔いたシャオパオ。11月18日には、鉢に定植した。

翌日、もう少し日の当たる場所に出そうかと考え、朝、ベランダに出て見たら、全ての葉っぱが1センチぐらいしか残っておらず、平らに刈り込まれていた。つまり、芝刈りした後みたいな感じに。

「ぴーよん」(子どもがヒヨドリにつけた名前)である。

昨日、定植したときのきれいな形がウソのようだ。悔しいが、このまま放置すると刈り込みがより深くなり、本当に壊滅する可能性もある。どうしようかと考えた結果、クリーニングのビニールをかけ、物干し竿にこれ見よがしに吊してみた。
日当たりも良く、現在はこんな感じで復活。もう少しで食べられそう。

「どーや、ぴーよん?あぁ?」
完全な見せびらかしである。透明なビニール越しの青々した葉は、さぞうまそうに見えるであろう。
でも食えないんだもんね〜。