コンポスト
実家では、野菜くずや果物皮を、裏の空き地の一角にポイポイと積み上げている。ニオイなどはない。
特別な容器はないのに、これが結構、コンポストっぽい状態になっている。毎年、その肥沃な土地では、勝手にカボチャや里芋の苗が育つ。ジャガイモが生え、放置するうちに収穫できるほどになったこともある。
マンションの自宅でも簡単にコンポストが作れないか検索してみた。
今回のコンポスト生成の目的は、
- ベランダ菜園用のコンポストを適量得ること
- 堆肥を購入する金額より安く上がること
である。
実行に当たって最低限の要件は
- 導入コスト、手間がかからないこと
- ベランダの狭いスペースで管理できること
- 臭わないこと
である。
コンポストが早く出来上がることや、生ゴミを減ずること自体を目的とするのであれば、電気を使った生ゴミ処理機となるだろう。しかし、とりあえず、最低限の目的と要件に絞り、電気を使わないもののみ検討する。
1 ミミズコンポスト
ミミズくんを購入し(普通の畑のミミズではないらしい)、ミミズくんに生ゴミを食べてもらってフンを集めるらしい。
「ミミズくん」と親しみをこめて書いているのは、土壌改善に貢献してくれる彼らの生き方への感謝の表れであるが、残念ながら、1,2匹ではないミミズくんの集団に、平静に対面できる器量が私にはない。間違って大量死を招きでもしたら、それも哀れで自己嫌悪になりそうである。
ということで、上記要件を検討する以前の問題であるが、この方法は辞退させていただく。
2 段ボールコンポスト
お試しになっている人の詳細な体験談を参考にさせていただいた。
段ボールだけなら、コストはかからない。
ただ、段ボールは紙である。標準的かちょっと小さめの段ボールをベランダに置いた場合、我が家の狭いベランダでは、強めの雨が来れば濡れてしまいそうである。生ゴミ入り段ボールが、雨に濡れてぐちゃぐちゃになった日には目も当てれらないだろう。
それから、もう一つ気になるのはニオイだ。野菜くずだけなら臭わないというレポートもあったが、発酵時に臭ったので木炭を入れた、みたいな話もあって、今ひとつ自信がない。
ということで、これも不採用。
3 ペットボトルコンポスト
たまたま探し当てた。
http://allabout.co.jp/interest/gardening/closeup/CU20051120A/index3.htm#6
http://www.pbfarm.com/pbconpost.html
必要なのはペットボトル2本。少量しかできないが、お試しには丁度良いのかも知れない。
これなら導入コストもない。スペースも問題ないだろう。
ただ、なんとなくストッキングを相当に重ねたりしないと、虫がでないかなど、少し心配。夏はできあがりも早いだろうけど。あとは、ベランダの隅においておくとして、どの程度臭うかが問題である。分量が少なく、腐葉土などでゴミを挟んで、とにかく、まめに発酵液を捨てればなんとかなるかも。
ということで、ペットボトルコンポスト採用決定!
・・・ただ、今、2リットルの空ペットボトルないんだなー。3連休のうちにできるかしら。
作成したら、また経過でも書いてみよう。