畑-2017 1-2月

今年の畑始めは1月3日。お天気にも恵まれ、新年初収穫。

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大根、すぐき、小カブ、まだ残っていたパプリカ。

ここまでは良いとして、右の大きな葉っぱは、小松菜だ。すっかり巨大化してしまい、「小松菜」という名前にはそぐわない。こうなると美味しくないんだよねー、ということで、以後、完全にスムージー用の野菜となっている。

上の方に摘んだ葉っぱが写っているが、これはルッコラだ。これも巨大化しており、スーパーで見るような繊細な葉っぱではなく、葉1枚30センチ近くあるたくましい代物だ。正直、食感に品が感じられないが、味と香りは濃厚で、ルッコラ好きには悪くない。焼肉と合わせて食べると、スッキリ感があって食が進み、すっかり定番に。もちろんサラダにしても、大人味のサラダになる。ルッコラは以後、M家と我が家両家で、スーパーで買うポリュームの数倍を毎週取り続けている。

 

さて、少し飛んで1月14日。

年末からキャベツがグンと大きくなった。

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2つ並んでいるうちの1つを収穫した。奥の1つは、冬に入る頃にヨトウムシにやられ、成長が少し遅い。昼間は土に潜るぐらい夜行性の奴らからすると、キャベツの葉の間に住めば、昼でも暗いし、お腹が空けば好きなだけ壁をかじれば良いわけで、さぞ快適なんだろう。毎週のように葉を押し広げてヨトウムシをチェックしても、見落とすと翌週には目も当てられないぐらい食べられてしまう。

ベランダで育苗しているスナップエンドウの定植場所を作るために、ちしゃを抜いた。どんどん育ってくるすぐき、カブも収穫せねば…と根菜の畝の仕上がりを見て回ると、かなり大きい聖護院大根を発見。

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左から、ルッコラ、ほうれん草、丸い葉のかたまりが「まーさんちしゃ」、小松菜、小カブ、すぐき、聖護院大根だ。二家で分けても、葉っぱだらけだ。なにしろ、すぐきの葉っぱも青々と大きい。

聖護院大根は、千枚漬けに。1番太いところは、スライサーの幅に収まらないぐらいだった。大きすぎても扱いが大変なんだな。

 

1月21日、この頃、写真は撮り忘れたが、スナップエンドウを定植した。

すぐきなどの根菜類がどんどん成長してくる。この頃、ブロッコリーもやっと大きくなった。

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秋の天候が不順だったせいで、収穫開始が遅いが、立派に育った。

大根類に加えて、ニンジン「ベーター312」の初収穫。初めてと行って良いほど立派なニンジンができた。

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 ニンジンは、早い段階でヨトウムシに食われ、1週間で畝から苗が半分以上消えてしまう被害に遭った。みな残っていれば、さぞ大収穫だったろうにと思うと残念だが、これだけ立派なのが採れたんだから文句は言うまい。

1月入ってから、毎週、大根と聖護院大根、すぐきが採れる。大根は子どもが好きな風呂吹き大根に、聖護院大根は、ひたすら千枚漬けに、すぐきは糠漬けにするのだが、漬物が消費しきれなくなってきた。千枚漬けはジップロックに小分けにし、糠漬けのために糠床を増量し、冷蔵庫一段が漬物と風呂吹き大根で占められる状態が続く。野菜嫌いの家族も千枚漬けは食べるので、家族とM家に千枚漬けを何度か押し付ける。

 

1月29日。

2つ目のキャベツが立派に育った。重さは内側の球だけで2キロを超えた。

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そしていよいよ収穫量が増えるすぐきと聖護院大根

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大根は葉っぱも栄養があるし、美味しいから捨てたくない。年末から、ずっと常備菜として大根葉の炒め煮を作っているが、この頃には、それでもなお、未調理の大根葉が冷蔵庫にある状況に。お弁当にも毎日、大根葉だけは変わらず入ることになった。漬物もラップに包んで持っていくことが増えた。だって減らないんだもの。

 

2月に入った。

2月4日、畑に行ったら、なんとすぐきの董立ちが始まっている。もう董立ち?という感じ。今年は早い気がするな。さすが暖冬。慌てて大量に収穫した。

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董立ちしたすぐきは、どんな食感なんだろう。小カブは少しでも董立ちすると、全体に固くなって、かじることもできなかった記憶がある。すぐきはどうかわからないので、恐る恐る糠漬けにしてみる。その結果、皮に近いところが繊維質で食べられないが、内側は食べられることが判明。分厚く皮を剥いて供することに。

この頃は、聖護院大根はまだ董立ちはしていなかったのだが、すぐきに董立ちされると、聖護院だって時間の問題だろう。収穫を急がなくては。

この日、ニンジンを撤収。最後まで結構立派なやつが採れた。しかもこのニンジン、 「ベーター312」、甘くて美味しい。春も頑張ろうという気になる。

ブロッコリーも大量に収穫。我が家は大量に消費するするので有難い限りだ。

 

2月12日。左のおばけコマツナの隣は聖護院大根、カブ、大根。カブはかなり大きくなっている。いよいよ、董立ちが心配になってくる。大根は、間引き損ねたやつが残っているだけだから、だいぶ小ぶりに。ふろふき大根にするには、使い切りサイズだ。

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2月19日。ブロッコリーの全盛期。側蕾も立派に大きくなる。

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問題は根菜類だ。とうとう聖護院大根に蕾が見えるように。慌てて大小問わず全て抜き取る。普通の大根4本の隣の7本が聖護院だ。その下はカブ、1番右は「天安紅心」という中国大根だ。切ると中が赤いやつだ。ただ、あまり出来は良くなかった。

董立ちした聖護院が食べられないぐらい固かったらどうしよう。そう思うと、見た目は大きいけど董も2センチぐらいになって目立つ聖護院をM家に渡すのは気がひける。中くらいだけど食感がマシそうなものを選んで渡すことに。

その後、千枚漬けにしてみると、スライサーでカットして漬物にすれば外側ちょっと固め、ぐらいで食べられることが判明。ただ、葉に近い上の方は少し固いところがある。食べられないほどではなかったので、ギリギリセーフ、という感じだった。すぐきよりは、最後までまともに食べられる感じだったと言って良い。

 

2月25日。

ソラマメの花が咲き始めている。去年と品種が違うせいもあるだろうが、2015年は12月がすごく暖かくて、成長が早すぎ、年末には花が咲き始めていた。おかげで雪害に合わないようにするのに苦労したのだった。それに比べれば、今年は普通のペースだろう。

隣の写真の1番右側はカリフラワーだ。葉が巻き始めた。遠からず中に花蕾ができるはずだ。

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 カリフラワーは秋に一度ネキリムシのせいで全滅したため、10月にタネを蒔いて育苗してみたのだった。最近、急に大きくなったので、少なくとも1つ2つは採れるかも、という希望が出てきた。

この日もブロッコリーを収穫。時間がなくて写真はないが、結構採った。最近はブロッコリーが毎日食卓に出ている感じだ。

冬野菜の収穫は全体に少し遅れたが、12月以降、全国的な大雪をよそに、この辺は雨も雪もあまり降らなかった。おかげで結果的には、大豊作の1-2月となった。

3月はトマトやパプリカなどの夏野菜までの合間に植える葉物のほか、ジャガイモ、ズッキーニ、トウモロコシに加え、自宅で育苗中のキャベツ、ブロッコリーなど春から初夏に採れる野菜の植え付けをする予定だ。春のシーズンも頑張ろう。