畑2016-8-12月
夏から更新が滞るうち、なんと年が明けてしまった。記録のための写真でスマホの容量ばかり食うのを睨みつつ、書き進めないせいで全く消去できない。そのまま5ヶ月が過ぎた。
年末に更新しようとしたが、帰省して乱雑酔っ払って出来ず、年内ギリギリに自宅に戻ってパソコンにスマホ写真をバックアップしたら、フォルダの中は野菜写真だらけ。さすがにぐったり。
新年になったので気を取り直して、頑張って振り返ってみよう。
2016年の8月は雨が降らずに暑く、下旬になる頃にはハダニ蔓延により畑の荒廃が進んだ。
8月6日の畑の全景。
この頃までのナスは、結構良かった。
しかしこの後、水不足と、実のなり疲れで、目に見えて弱ってきた。ハダニで葉色も抜けはじめている。
収穫としては、我が家の分がこんな感じ。M家分は写真なしだ。
8月 11日。畑はカラカラ。水道から何度も2つのジョロを運んで往復し、水を撒いても土に染み込まず上滑りな有様に、心が折れる。夕立もさっぱりこない。
カボチャの畝はもはやカオスになっていたが、隣のオクラを絞めあげにかかっているのを辛うじて引き剥がした。オクラは地味で写真にあまり残っていないが、パラパラと実をつけ、サラダの具材に貢献していたので、かぼちゃに絞め殺される事態は避けねばならなかった。
連日、朝の水やりに時間がかかるので、カボチャは特に人工授粉などもせず、適当に実がなっている下にクッションを置いたりして、最低限、着果したものを収穫することを目指した。
かぼちゃ以外で元気なのは、パプリカだ。実が重すぎて傾くのを慌てて支柱で支える。
トマトも暑さとハダニで弱り、枝がかなり枯れてきたので整理する。8月いっぱいもてばよいな、というコンディションで、割れたりダメになる実も出始めた。トマトは割れると、そこに小さなダンゴムシ入っていたりして、これまた萎えるんだよなー。
8月13日。疲れが増しているトマト。ハダニもひどくなってきて茎の色が抜け始めた。
カボチャから救出したオクラ。
8月26日。朝、水やりとともに、収穫。オクラはしばらく収穫をサボると食べられないぐらい硬くなって、これまでに何本か無駄にしたので、小さめだけど収穫した。
今年の畑のトマトはこれで終了。お疲れさまでした。
9月に入った。
9月3日。パプリカが色づいて収穫。
9月19日には、カボチャも初収穫。
トマトを抜いて空いたスペースにニンジンを蒔いた。この頃には、大根、聖護院大根も1畝蒔いている。
9月22日。パプリカは元気だ。色づいたものを収穫する。
M君とのメッセのやり取りによると、この日にモロヘイヤや一部のバジルを撤収し、畑をだいぶ空けたらしい。
バジルがなくなって空いたパプリカの隣のスペースに、すぐきを蒔く。
9月 24日には、カボチャをゴロゴロ収穫して、全て撤収。あんなに畑をカオスにしたくせに、7つしか採れなかった。コスパ悪い。
ともあれ、カボチャがなくなったので、急いて畑の整備を進める。
10月1日。パプリカがヒヨドリ被害に遭った。縦に半分食われている。
その他のパプリカは元気で、色づいたものを収穫した。
M君とのメッセによると、この日、ブロッコリーとカリフラワーの苗を植えたらしい。しかし、カリフラワーはネキリムシらしいものにやられ2週間で壊滅。ブロッコリーも2本やられた。
やむを得ず、ダメ元でカリフラワーの育苗を再開。
10月10日。相変わらず元気なパプリカ。
畑の整備が終わり、ネキリムシにやられたカリフラワー、ブロッコリーを除けば、冬野菜も育ち始めた。ただ、9月は全体に天気が悪く、苗の生育は悪かった。実際、スーパーの野菜も10月から11月は高かった。
この頃の根菜類。
キャベツ。
大根がこんなに小さいのでは、12月下旬に収穫始まれば良いところだろう。正月用の聖護院大根の千枚漬けは作れるのだろうか。
10月16日。パプリカは元気に鈴なり。
ナスはハダニにやられて、葉色が悪くなってきた。
この頃にはオクラも撤収していたはずだが、記録にはなかった。オクラごめん。
10月29日。パプリカはまだまだ元気。
冬野菜も遅ればせながら成長し始めた。
キャベツとブロッコリー。
チシャとニンジン。ニンジンはヨトウムシにやられて本数が激減。
「そろそろ終わり」というメッセが残っていたのはナス。確かに、葉っぱは無惨な感じに。それでも8本収穫。
11月に入り、5日。パプリカは変わらず元気。
そしてナスをとうとう撤収。最後に7本。沢山採れました。
この日、玉ねぎを植え付け。
苗がちょっと小さいので心配だ。雨よけのビニールトンネルをして定着を祈った。
11月20日。
鈴なりに大きな実がなっている株が左の写真の赤のパプリカ。その3倍ぐらい、鈴なりに実を付けているが、全てミニサイズのものが黄色のパプリカ。ちょっと葉色が抜けてきて心配だ。
さらにやや弱っている株がもう1本あるがこれは赤で、実は大きい。寒くなってきて、これらのどれだけが色づくか、時間との勝負という感じだった。
左はキャベツ。この頃のキャベツは、毎週、1-2ヨトウムシ/キャベツ、という感じだった。大体、10月から1ヶ月半、ヨトウムシを撲殺し続けた。
右はブロッコリー。ネキリムシ被害をまぬがれたものは大きくなった。
不織布の内側でワシャワシャと育つ大根と聖護院大根。一部にはヨトウムシが付いて、畝の半分が危うくなくなるところだったが、異変に気付いて、ヨトウムシには退散頂いた。大根が出来始めているのがわかる。
左はすぐき。右はカブだ。いずれも元気。とくにすぐきには、虫もあまり付かず、育てやすいことが判明。
左はルッコラ。このあと、ルッコラは盛大に繁り、切っても切ってもなくならない。サラダのメインとして活躍し続ける結果になる。
右は心配された玉ねぎ。ただし、苗のサイズにはムラがあり、大きな球に育つものはどの程度あることやら。
11月 23日には、パプリカにビニールカバーをかけた。まだ青い実が沢山付いているので、なんとか延命を計らねばならない。
この頃から、大根は急速に育ち始めた。天気がよいのでは日が増えつつも、適度に雨が降り、水やりからも解放された。
いよいよ12月。
12時3日には、大きなパプリカも色づき始めた。
そして根菜類、初収穫。すぐきとカブ。すぐきをぬか漬けにするために、9月から糠床を仕込んでいる。早速、いそいそとぬか漬けに。
12月10日。いよいよ赤くなったパプリカ。早速、収穫。
12月18日。パプリカがどんどん色づいてくる。不織布とビニールカバーで保温しているせいだろう。それでもだんだん、葉っぱが落ちてきている。もう少し頑張れ。
元気に太るすぐき。
左は小松菜だったはず。しかし、急速に大きくなり、なんだかわからない。大松菜?こうなると、硬くて大味になるけど、仕方ない。
右はブロッコリー。花蕾が見え始めるとホッとする。
そして、9月に畝の端っこに芽を出したジャガイモ。夏の始めの収穫で掘り忘れがあったのだろう。芽が出ても茎がひょろっとしていたので、あまり期待していなかったが、面白いので残しておいた。この頃、葉が枯れてきたので掘ってみる。
おっと、予想より大きい。喜んでM家と山分け。
この日の収穫。左から、すぐき、大根「冬みねセブン」、ルッコラ、パプリカ、小松菜だ。子どもらが頑張って大根を抜いて2016年の大根の初収穫だった。結果的に、2015年より少し遅い程度まで遅れを挽回して、一安心。
25日。この日はM家とクリスマスパーティーの日。丸鶏のローストを焼く前に、昼過ぎから畑に。パプリカは、どんどん葉が落ちる。そろそろ限界だ。
そして、この日の収穫は根菜類三昧。カブ、大根、すくぎ。この後、サラダのためにルッコラも採った。
いよいよ、31日。聖護院大根の収穫をして、畑仕事納め。
聖護院大根をめでたく千枚漬けに。今年もお疲れさまでした。(新年に続く。)