第5世代の葉もの達

第5世代の葉もの達の育成のほとんどは、GWで限界を迎えた。
主原因はアブラムシの急増だ。寒冷紗、不織布などでカバーするといよいよ増殖する。1日カバーを外さずに水やりすると、その翌日は、葉の緑が見えないぐらい灰緑色のアブラムシが若芽を埋め尽くしてしまう。やむを得ずカバーを外して解放しつつ、毎日、アブラムシを手で潰しながら洗浄。アブラムシは多少マシになったが、カバーを外したことで、怪しい半透明の1センチ弱のふにゃふにゃした虫や、どす黒いシャクトリムシ、ハモグリバエ等が我先に参戦し、混戦状態に陥った。

わさび菜は日差しが強くなったことを受け、葉が堅くなった上に薹立ちしたので、5月13日に全て撤収した。食べるに当たっては、細かいフリルのある葉の両面を、一枚一枚、じっくり洗っていかねばならない。無農薬の宿命かもしれないが、アブラムシもいれば、なんかよくわからん虫の卵も付いている。30分ぐらいかけて全てを洗浄し終わった時には、「洗浄の人件費まで考えれば、買った方が安い」という文字が頭に浮かんだが、それを言ったらおしまい。生食には堅かったので、軽く茹でたらおいしく頂けた。
一緒に植えてあった小カブ「あやめ雪」も、GWの不在時にシャクトリの集団が葉を食い散らしてしまったので、17日に撤収。

とはいえ、直径3センチ程度のカブができ、自家消費に耐えられる最低限のレベルはクリア(最低限の閾値が低すぎる?)。

ほうれん草とあやめ雪のプランターは、手が届きにくい所に置かれていたため、アブラムシとネキリムシ被害で壊滅。これが一番無残だったかな。ネキリムシ2匹を捕獲し、5月17日、撤収後のプランターにパプリカの苗を定植したら、翌朝パプリカが倒れていた。まだおるんかいな。掘り返すともう1匹、さらにもう1匹。結構5センチぐらいの深さをしつこく掘り返したはずなんだけど、発見しきれなかったのだろう。次の苗を植える前に、もう一度土を出してよく確認しないと、またやられてしまう。昨年秋から急にネキリムシ被害が増えたのは何故だろう。ほんとうにがっかりする。

菜園大のプランターにあるオータムポエムとあやめ雪は、やはりアブラムシ被害が甚大なので秋から冬に育てた時ような立派な成果は望めず、草丈も小さめ。
2日時点ではこんなにきれいだった。

その後、アブラムシとの壮絶な戦いが繰り広げられる結果になった。とはいえ、オータムポエムは薹が頻繁に立ち、少量ながら3日に1回のペースで収穫し、サラダの足しになっている。

あやめ雪は、直径が4センチぐらいまで成長したものもあり(25日に収穫済)、被害の中でもそこそこ健闘している。とはいえ、色々見慣れない虫も参戦してきたし、そろそろ限界。近日中に撤収することになるだろう。