2012年振り返り

7月上旬に書いて以来、半年放置した。
その間に全く何も収穫出来なかったわけではない。もちろん、実家に畑があった頃に比べれば、ベランダ再演には変化が乏しい。とはいえ、単にサボっただけだ。
ということで、パラパラ発見された写真をベースに振り返りを書くことにする。

  • 7-8月

トマトの生育は例年どおりあまり良くなくて、中玉トマトのはずのシンディスイートはまるでプチトマトのようなサイズしかできなかった。
パプリカはパラパラできはじめる。例年、プランターで育てると8月の苛烈な乾燥に耐えられず、夏野菜であるにも関わらず出来が悪い。今年は乾燥に気をつけつつ本番は9月以降と考えていたところ、8月半ばまでは比較的大きなものが3つほど収穫できた。



これが8月お盆頃。

そして8月のあやめ雪とモロヘイヤ。あやめ雪はアブラムシとの戦いになって、この後急いで食べていったような記憶があるが、定かでない。モロヘイヤはこの後、もう少し大きくなって4回ほど収穫できたが、それで終了。やはりもう少し大きめのプランターの方が本当は良いのだろう。


  • 9-10月

この頃採れたのはパプリカだけか、あやめ雪が少し残っていただろうか。



そういえばこの頃、サカタのタネで買った「かわいい大根」という根が15-20センチにしかならない大根と、「オレンジ美星」というミニカリフラワー、ほうれん草、あやめ雪を蒔いた。ほうれん草、あやめ雪は時期をずらして9月はじめと10月末に2度蒔いている。
大根は、10月から11月まではアブラムシとの戦いが2度ほど展開された。毎日手でしごき殺して、水攻め。おかげで何とか持ちこたえた。
オレンジ色のミニカリフラワーは、これまで1回しかまともに出来たことがない。春蒔きしたものは前回の日記の後、結局、アブラムシの大量発生により、べとべとになって死に絶えてしまった。春の虫の勢いはすさまじいので、1階に暮らしていることもあり、収穫期が5月下旬から6月にかかるとみんなやられてしまうのだ。秋まきでリベンジをはかる。
ほうれん草は10月に急に寒くなったために9月蒔きのものも10月のものも生育が今ひとつ。それでも9月蒔きのものは何度かサラダやチャーハンの具材として使った。茎が全然伸びず、葉っぱだけ地面に張り付くようにびっちり生え、肉厚の葉で味は良かったが見栄えは今ひとつ。
あやめ雪は最初に蒔いたプランター、適当に空いていたものを使ったところ、何故か発芽する端から姿を消していく。水をやると腐葉土がところどころ、ぷくぷく盛り上がり、何かが動く。コガネムシの幼虫だ。次々と発見するごとにぽいぽいと投げ捨て、何度か種を蒔いたが合計10匹以上流刑になった。

  • 11-12月

11月中旬になった。9月蒔きのあやめ雪がきれいに育っている。

これが2度目の10月末蒔きのあやめ雪。

青々と大量に実をつけたパプリカと、赤、黄色に色づいたパプリカ。この頃、パラパラとパプリカが収穫できていた。色づくのに時間がかかるのだが、店で買うものと違って本当に甘いので楽しみにしていたものだ。


11月16日。

11月25日。

ミニカリフラワー「オレンジ美星」。なんどか鳥にむしられたが、その後ビニールかけをして生き残った。

最初に蒔いたほうれん草。この頃が全盛期だろうか。
:w300
「かわいい大根」もアブラムシとの戦いに勝って、根が膨らみ始めた。

余談だが、12月に入って、奇妙なものを収穫した。

つくね芋だ。九州の実家からおくられてきたつくね芋が食べそびれるうち部屋で芽をだし、7月に植えたのだった。夏の間、パプリカやらバジルやら、物干し竿にからみついてそれはそれは大変だったけど、これ、食べられるのかしらん。

そして年末を迎える。年末年始に旅行に行く(お金ないから10年ごしで貯めたマイルで)という暴挙にでることになり、慌てて水の入ったペットボトルをブスブス刺し、後は運を天に任せて出発。