畑-2016 6-7月
6時に入ると、畑は夏野菜モードになった。
6月5日。
だいぶしっかりした株になったナス。花も咲いて葉っぱもきれいだ。
パプリカは、まだ小ぶりだが、花が咲き始めた。葉色がちょっと薄いので、追肥する。
大玉トマト「麗夏」は、ちょっと混み合っている。
もう少し離して植えればよかったな。支柱を取り替えたり、脇芽を折ったり。
ミニカボチャ「栗坊」。6月5日はまだ定着して、やっと伸び始めたかな、という感じ。
今は慎ましい感じだが、どうせ蔓がコントロール不能に大暴れするんだろう。近所の野菜を絞め殺さないように気をつけないと。
6月 11日、あまり大きな変化がないが、着実に大きくなりつつあるナスとカボチャ。トマトは鬱蒼とし過ぎて、変化が感じられないので、写真はなし。
この日の懸案は、トウモロコシだった。6月はじめは体調不良だったため、調べるのが遅れたが、トウモロコシにはアワノメイガなるガが雄花に付き、雌花に移行して実まで食害するらしい。
対策としては、雄花の数を受粉に必要な最小限に減らしつつ、アワノメイガトラップなるものをオレンジジュースで作ることのようだ。
とりあえず、トウモロコシの雄花をチェックすることに。
雄穂が出てきているので、かき分けてよく見ると、何本かに既に小さな白っぽい幼虫がいる。これがアワノメイガか。
なんと既に食われ始めている。慌てて雄穂を折り取って処分。これはまずい。急いでトラップを作らないと。
とりあえず、何本か幼虫がいないらしい雄穂に不織布を巻きつけ、その夜の被害を避けることに。
さて、6月12日。アワノメイガトラップ用にスーパーでオレンジジュースを購入。調べた幾つかのトラップの レシピを参考に作成する。空のペットボトルにオレンジジュース400cc、砂糖を大さじ1加え、イーストを3グラム入れて、ゆるく蓋を閉め、 風呂よりちょっと熱めぐらいのお湯で湯煎して、30分ほど置いた。因みに、ペットボトルの蓋を閉めておいたけど、開けたら結構吹き出したので、要注意。
あと幾つかの空のペットボトルの中央部分に3センチ×5センチぐらいの穴を開け、虫の入口とし、先の液体を注ぎ入れる。
こうして、トウモロコシの周辺に仕掛けられたアワノメイガトラップ。
さて、1週間経った19日。
おお、なんかいるよ。
他のトラップは、もっと豪快に入っていて、撮影するのはためらわれた。結構、効くんだな。
こうして、無事に咲いた雄穂。
これを咲き始めた雌穂に振りかける。
3本ほど受粉したろうか。案外、雌穂が出てくるのが遅く、もっと沢山受粉するつもりができない。虫の被害を恐れてかなり雄穂を折り取ってしまったので、予想外の展開。もっと残しておけば良かった。
実際、トラップを仕掛けて以降、雄穂にカバーをかけなくても虫の被害はなくなった。来年は、もっと沢山残そう。
気温の上昇が影響したか、カリフラワーは1つは綺麗にでき、もう1つは部分的にちょっと傷み、色も純白ではない。残念。
ブロッコリーも整っている大きな花蕾はこれで最後だ。あとは、大量に伸びる側蕾。
こんなに採れたら1週間困らない。しかし、梅雨で気温も上がってくると、花蕾を切り取った跡が腐ったりして、株がどんどん傷んでくる。この後、順次、ブロッコリーは撤収していった。葉っぱは引き取って、念入りに洗って冷凍した。スムージーの材料にするためだ。
それから、他の野菜たちも元気だ。カボチャ「栗坊」。
なんとなくこんもりしてきた。ジリジリと拡大傾向。摘心しないうちにもう着果している。この日、2個着果しているのを確認した。慌て親蔓を摘心。
次いで、大玉 トマト「麗夏」。
さすが、大きい。重さに耐えられずに倒れる枝も。ここから毎週のように脇芽を切り、支え直す。
次は パプリカ。まだ小さいが着果しているのを確認。
この日は、ジャガイモ跡地に、小カブ「あやめ雪」や、小松菜などをばらばらと蒔いた。雨が多いから、きっと成長も早いだろう。梅雨明けには収穫するぐらいの勢いで行けたらラッキーなんだが。
さて、 6月23日になった。この日はM家の皆さんと、畑の野菜を天ぷら屋さんに持ち込んで揚げてもらうことになっていた。本当は、もっとまえに行くはずが、こちらが体調を崩して延期になったのだ。
雨が降る中、まだあまり大きくない初収穫のナスを切り取る。曲がってるけど、まあいいか。
さらに、ブロッコリーの脇芽を少し、人参の葉っぱを少し摘んで、お店に集合した。人参の葉っぱは、天ぷらにすると独特の渋みが抜け、すごく食べやすく美味しい。ブロッコリーの天ぷらも香りが良くて、美味しかった。天ぷら屋さんに感謝。
6月 25日のトウモロコシ。どんどん雌穂が出るのに、雄穂がろくにない。雨が多いせいか、雄穂がきちんと開かないのだ。これは誤算だった。
急激に伸びるカボチャ。制御できる気がしなくなってきた。しかし、近くにあるミニトマト、オクラが絞め殺される事態はなんとか避けねばなるまい。
葉物あれこれはうまく発芽している。ダメ元で蒔いたけど、梅雨時は結構、うまく育ちそうだ。
オクラも大きくなり始めた。そろそろ花が咲くかな、という感じ。
トマト「麗夏」も茂り過ぎて、支柱が足りない。倒れるのを防ぐのが精一杯だ。
パプリカも実が大きくなりつつある。急に株も大きくなってきた。
そして、6月末の畑の様子。
この頃までは、比較的、整然としていたが、7月に入り、いよいよトマトは茂り、カボチャは大暴れでカオスの様相を呈することになる。
7月3日のミニトマト。やっと赤くなり始めた。
そして、あと一息の大玉トマト。しかし、実が重すぎて折れるもの、倒れるもの続出。必死で支柱に括り付け、支え直す。
トウモロコシは、この頃咲いた雌穂はもはや受粉は絶望的。ヤングコーンでたべたら?といったところに。
こちらは、忘れた頃の収穫になったニンジン。ヨトウムシのせいで1/3に減った。細めだが、思ったよりは綺麗に育った。次回は虫被害を防いで大物を作らねば。
こちらは暴れ始めたミニカボチャ「栗坊」。着果した実はもうカボチャっぽい色になっている。
7月8日、大玉トマト「麗夏」が真っ赤になり始めた。
9日、10日で幾つか採って食べる。完熟したトマトはやはり美味しい。
7月 12日、畑のオクラ。ぼつぼつ、花が咲きそうだ。急に大きくなってきた。
M君の奥さんと、Mちゃんと晩ご飯を食べる約束だったので、収穫。
7月 16日。大玉トマト「麗夏」が、どんどん赤くなる。
ナスも次々なり始めた。
トウモロコシも採りどきになった。
トウモロコシは採ってみると、結構小さい。しかも、南北の畝だと北側が明らかにダメ。来年は東西に作らないとなー。
しかし、トウモロコシはびっくりするぐらい甘かった。MいえのMちゃんも喜んで食べたらしい。良かった。
さて、 7月24日。この頃までは、大玉トマトも順調だった。梅雨明け前は、気温も雨も適度で楽だ。
そして、やっとオクラが出来始めた。これから毎週、2、3本は採れるように。
初パプリカも赤くなった。立派なサイズ。
ナスもちょっと放っておくとあり得ない長さになるが、梅雨明け前は柔らかいから美味しい。
採り時期を超えてちょっと割れたキャベツとともに。葉物も成長が早くてよい。
さて、7月も終盤、26日。オクラが次々咲いている。
大玉トマトも毎日一個以上トマトを食べるぐらいの勢い。
ナスも元気だが、雨が減って、明らかに葉色が薄くなり始めた。これはまずい。ハダニだろう。水やりの時に気をつけて葉っぱに水をかけないと。
ともあれ、トマト13個にナス3本の収穫。それとミニトマトがいくつか。 あとは、畑に植えたモロヘイヤの先端を摘んだ。
その夜、M君の奥さんと、Mちゃんと天ぷら屋さんに行き、ナス、モロヘイヤ、ベランダの赤パプリカを揚げてもらった。
7月もおいしかった記憶で〆となってよかったね。