ミニトマトたちその2

今年のミニトマトについては、事故と予想外の出来事が発生した。
まず事故報告。オレンジキャロルと一緒のプランターに定植したキャロルロゼ。GWに鉢を移動する際、よりによって一番上の成長点がある芽が折れてしまった。このため、主軸は太く成長しているものの花芽が付かず、脇芽が伸びるのを待たざるを得なくなってしまった。根元に近いところから伸びている脇芽を2本残し、様子を見ることに。
今では、このキャロルロゼの脇芽にも花芽がつき、そろそろ咲きそうだ。

株の力自体はありそうなので挽回に期待したい。

次いで、予想外の出来事。
九条ネギを植えた小さな鉢から何故かトマトが発芽した。品種はなんだろう。去年の種ならシンディスイートか。よくわからんが、そのままにもしておけないので、プランターに移植した。
この「名前不詳トマト」は草丈が50センチ近くまで伸び、2段目まで元気に花を咲かせている。


以上が事故及び予想外の出来事だが、さて、事故のあったキャロルロゼの左隣にはオレンジキャロルが植わっている。最も成長が早く、5段目まで花が咲き、4段目まで着果。

一本だけ残した脇芽も2段目まで咲いている。さらに、GWの不在時に伸びていた脇芽を切り取り、水に差していたところ発根したので吊鉢に定植してみた。

かなり発根していたとはいえ、種から育てるものに比べて、根が少ない。成長は遅いものの、まだ夏まで間があるので頑張ってもらいたいところ。


また、「名前不詳トマト」の左隣には、GW中盤にまだ小さいまま定植したアイコが植えられている。しかし、このアイコの生育が今ひとつなのだ。3週間経ってもほとんど大きくならない。まだ草丈20センチ程度でやっと一段目の花芽が付いている程度だ。ほかのトマト達がどんどん成長しているのと比べると、あまり良い予感がしない。
そんなこともあって、5月10日になって、「アイコ」を14日に追加蒔きした。1本発芽。もう一粒は発芽しなかったので、さらに「キャロルロゼ」を一粒追加蒔きしたが、それから5日、まだ発芽はしていない。
今、ネキリムシのせいで一等地のプランターが一つ空いている。追加蒔きしたアイコのほかに、カットした脇芽から発根しているものが3本ある。2本の定植枠をどの株に割り当てるか、2週間ぐらいで決まってくるだろう。


その他、オマケのトマトとしては、GW前にオレンジキャロルをひと株、少し小さめの丸鉢に定植。陽当たり的に二等地に置いているので、最初はヒョロッとしていたのだが、草丈が伸びたことで陽当たりが改善し、急に元気になってきた。着果数は少なめだが、今は2段目まで花が咲いている。

今年のトマトたちのプランターには、乾燥対策としてシルバーマルチをしている。しかし、プランターだと水やりの度にマルチを少しめくらないと、水が十分に染みこむ前に溢れてしまうので、水やりはちょっと面倒だ。肥料については、時々、サカタのタネで購入した「ネイチャーエイド」という有機の液肥を希釈してあげているが、着果したものから固形肥料として乾燥鶏糞と骨粉を追肥した。水切れに注意して、定期的に追肥することで、何段目までちゃんとした実がなるか楽しみだ。