第4世代の葉ものたち その2

アブラムシが忌避するというシルバーマルチを購入した。第4世代の葉ものたちにこれを使おうと考えたのだ。
3月15日、定植に挑戦。しかしプランターの土に被せて、種蒔きはおろか、双葉程度の小さな苗を植えつけるのには使い勝手が良いとは言いがたかった。
プランターの土にマルチを被せた後に、マルチを破って穴を開けるという方法ではなく、マルチを被せる前に、先に穴を切り取って開けておけば良かったのかもしれない。しかし、このぺらぺらでよれやすいビニールマルチをプランターにぴっちり合わせて切り、さらに等間隔の穴をくり抜いておくなんてこと、根がいい加減でめんどくさがりの自分にはできない。
しかも、植え付ける端からマルチが浮いてずれ、先に植え付けた苗がマルチの下に潜りこんでしまったり、斜めになって根が浮いてしまったり。上手くいったのは第3世代の水菜の小さい苗だけ。

そんなこんなで、数日後、枯れてしまったものもありかなりの苗が駄目になった。特に、一番大きく育ててあったために、一番植えやすかったはずのアスパラ菜「オータムポエム」が1本残して全滅し結構ショック。仕方が無いので、鉢に直に2粒を追加蒔きした。
その後1週間。生き延びた葉ものたちは、なんとか痛みから回復し、ぼちぼち育ち始めたようだ。しかし、水やりでマルチが浮いて苗に当たったり、正直、まだ色々大変である。

ところで、シルバーマルチで悪戦苦闘の15日の夕方に話を戻す。
シルバーマルチがうまく扱えず、小さな苗もうまく植え付けられないないことに若干キレて、第2世代の小松菜を撤収した跡地にあやめ雪とほうれん草を蒔いた。作付予定図どおりであれば、本来、4月に入ったらモロヘイヤを蒔くことになっている。しかし、小松菜がやや早く終わったこともあり、モロヘイヤを4月下旬に遅らすことにして、葉ものを追加蒔きしてしまった。

見てのとおり、最終的にはこの鉢ではシルバーマルチは破いて土から外してしまった。鉢の周辺にキラキラする形でぶら下がっている状態だ。
というのも、種蒔き後に水をやると、どうしても種がややずれる。このため、数日後、マルチの下で何本も発芽してしまったのだ。こうなると、もうマルチの位置を調整したり、小さな苗に合わせて穴を開けるなんてことは不可能である。

結論。
「シルバーマルチは、大きな苗で、しっかり根があるものを植え付けるのでないと上手く使えない。」


さらに悲報。
昨日、わさび菜とアスパラ菜にアブラムシを数匹発見した。シルバーマルチは、近隣のアブラムシ天国に勝てるだけの効力があるか。若干、いや、かなり不安な滑り出しである。