第1世代の葉ものたち2015

2015年度秋冬の葉ものたちを育て始めた。ここでいう「葉もの」とは、ほうれん草、小松菜など葉を食べるものだけではなく、菜花やオータムポエム(アスパラ菜)といった花蕾を食べるものに加え、小カブ「あやめ雪」まで含んでいる。つまり、「比較的、早く仕上がり、何回転か育てられる葉ものなど」ぐらいの適当な意味だ。

我が家の春は、アブラムシ被害が深刻なので、葉もの達を育てるのは秋から。春までの間に、寒さに耐え、何回転、何世代育てられるかの勝負である。ということで、昨年度にならい、最初に蒔いた一応群を「第1世代」と呼んでみる。

今年は第1世代を早めに育て始めようと考え、まずは8月17日にほうれん草と菜花を蒔いた。ほうれん草は吊り鉢と標準プランターに、菜花は吊り鉢と小さな余り物のプランターだ。19日には、菜花が早々に芽を出した。これは8月22日の写真。

ほうれん草「ソロモン」は21日頃にちらほら発芽。種が新しくないせいか、発芽率が今ひとつ。

その後、23日には、あやめ雪や小松菜をプランター2つに次々蒔いた。
9月1日には、オータムポエムも何本か蒔いてみた。ほうれん草以外は概ね順調な滑り出しだった。

ところが、そこへやってきたのが台風18号だ。
9月9日に日本を直撃した台風の雨量はすさまじかった。外出続きで、プランターをベランダの内側に取り込んでおく余裕がなく、そのままにしておいたところ、雨だれの強さで鉢の土が飛び散り、本葉3枚程度になっていた苗は全滅。やむを得ず、9月13日に蒔きしなおした。


その後、以前、ネキリムシが発生したのと同じプランターで、小松菜、小カブ「あやめ雪」が切り倒されて全滅。

さらにシルバーウィーク不在中の水不足(野菜が嫌いな家族が2回ほど水をやってくれたが、熱意がたりないので、生き生き成長しているとは言い難かった。)、吊り鉢の落下事故、蒔き直し後さらに再発生したネキリムシ被害で、第1世代の小カブ、葉ものは受難続き。菜花もコナガ被害に遭い、小さなプランターに数本残った以外は壊滅してしまった。


10月の3連休を迎え、気を取り直して仕切り直し。

まず、サカタのタネから新しいほうれん草の種を入手して、9月13日にあやめ雪を蒔いたプランターの残り半分に追加蒔きした。
10月20日現在はこんな感じだ。

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あやめ雪は元気だし、新しい種で追加蒔きしたほうれん草も順調に発芽し、遅ればせの巻き返しの兆し。


重なるネキリムシ被害にあったプランターも、連休に土を徹底的に掘り返し、体長1.5センチに満たないネキリムシを20匹以上捕殺。これでは何も育たない訳である。小カブや小松菜を追加蒔きして、厳重に防虫ネットで覆った。
10月20日現在、こちらも順調に発芽しており、今のところ、害虫被害もないようだ。


その他、丸い鉢で、わさび菜を育てているが、防虫ネットを被せていないものだから、こちらも害虫との戦いである。コナガの幼虫だろう、太さは1ミリもなく、水やりの時に葉を指で揺すると、糸でブラーンとぶら下がる。そのくせ動きは速く、身をよじらせてジャンプする。ジャンプといっても、芋虫だから何センチもとぶわけじゃないけど、彼らの体長から考えればかなりのジャンプだ。なんて、関心している場合ではない。いたちごっこながら、捕殺を繰り返している。一応、20日に、コンディションの良い苗を3本、ニンジンの隣に植え替えた。挽回に期待したいたころ。


それから、初めて「リバーグリーン」というレタスの種をサカタのタネで購入して、これを10月13日に蒔いた。黒土が多めで土が固いことにもめげず発芽し、頑張っている。


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あとはトマトとモロヘイヤを撤収した後のプランターを葉もの達に置き換えていく予定だ。