越冬パプリカと今年のパプリカその12

ベランダの外に吊している今年パプリカの2鉢。赤いパプリカを植えたつもりが何故か黄色の実しかならない鉢(東側)は、木ボケした感じで、相変わらず小さな小さなパプリカしかできない。

あれ?赤いものが見える??
ということは、一本だけ赤いパプリカらしい。今まで気づかなかったということは、色づく前に尻腐れして全部取ってしまったりしたからなのだろう。いよいよこの鉢は成績が悪いということになる。
ちなみに、西側の鉢の方が、草丈は適当で、小ぶりとはいえ、ピーマンサイズのものが収穫できている。今も青い実がいくつか着いている。
越冬パプリカは、さすがに少し葉の色が悪くなったし、実の数こそ少ないが、まずまず大きな実が着いている。

そこへ16日、台風がやってきた。珍しくテレビをつけると、桂川が溢れ、のどかな春の日に子どもと散歩した渡月橋付近が水に浸っていたりして仰天した。鴨川も河川敷なくなってるし。
今、住んでいる付近は、幸い全く被害なしだったが、暴風の影響がないわけではない。ベランダの外に吊している今年パプリカの2鉢は風で折れるか抜けるかという勢いで揺れていた。屋根の下にある越冬パプリカの深鉢も風で揺れて台から落ちかかっている。慌てて越冬パプリカをベランダの床に下ろして避難させる。
今年のパプリカの鉢は雨を含んで、もはや重くて持ち上げられない。諦めよう。運を天に任せて見守った。
結局、赤いパプリカの脇枝が一本折れただけで、被害は最小限で済んだ。しかし、なんとなくその後、いくら水をやっても葉っぱがくたんとしている。

やはり風でそれなりに傷んでいるのだろう。それでなくてもこれまで成績不良の株だ、回復して秋冬で挽回して欲しいところだ。