人災発生

前日、水やりをしてくれているお母さんから、「オクラの横の方にあるやつは、野菜なの?それとも雑草?」という質問があった。
「スイカのところのですか。」
「そうそう。」
「あ、雑草ですね。」

7月20日、お母さんは9時半頃に水やりに。11時半頃、昼食前に、トマトの話題になった。
「そうそう、トマトの辺りで、緑色のものがパッと飛ぶんだけど、あれバッタ?」
「そうなんですよ。オクラの隣のモロヘイヤなんてバッタに食い荒らされて・・・」
「オクラの隣?!モロヘイヤ?!どーしよ、抜いちゃったかも。雑草だと思って。」
「へ?」

さて、ここで、昨日、お互いのイメージする地理情報に1メートル弱の誤差が発生しており、指し示す対象が異なっていた可能性が浮上。
「どーしよう、2時間たったわよね。」
「見てきます。」
ジョウロを持って、一階へ急行。

オクラの横のモロヘイヤがない。

その畝の奥に、抜いた雑草が積んである。既に干し草に近い。しかし、ここにあるに違いないと思い、慌ててモロヘイヤを探す。

・・・・ありました。

幸い、根はきちんときれいに抜けているようだ。いずれにせよ、救命措置が必要だ。水を張ったジョウロに差して、部屋に戻る。
パリパリで海苔か干しわかめみたいになった葉っぱを落とし、ジョウロに差してみる。

上の方はくたんとしているけど、パリパリじゃないから一晩吸水すれば、かなり復活するかもしれない。それに、少なくとも、小さな芽がいくつか生きているようだ。


そして一晩が過ぎた。

お母さん、見事に復活しましたよ。バッタに食われたと思えば、大したことないですわ。
今日は35度の猛暑だったので、夕方を待って元の場所に定植。明日も朝夕水をやって、根付くことを祈りましょう。