畑-2017 8-9月
8月に入った。
最初の週末は、外出してしまったので、M家にトマトなど適当に収穫してもらうことになった。写真もなし。
8月11日。
キュウリは、少し葉色が悪くなって来た。
トマトもこの頃になると、明らかにピークを超え、暑さで弱り始めている。
ナスもハダニのせいで葉色が悪く、結構、剪定した。
一方、暑さを物ともせず、元気なゴーヤに初めて雌花が咲いた。
オクラも大きくなって来た。そろそろ、花が咲くのではないか。これら沖縄組はすごいなぁ。
そして、この頃には、サツマイモが隣近所の畝まで進出。
この日の収穫。
8月13日。採り忘れたキュウリを発見。
いくらなんでも、デカすぎでしょ。
種が大きくて食感が悪いのでは、と心配したが、案外、ほとんど気にならずに食べられた我々は鈍感なのか。
さて、8月は、上旬から天気が悪い日が多かった。40年ぶりとかいう記録に1日及ばないものの、21日連続降雨が観測されたとかで、畑の様子も8月上旬までの、茶色く乾いた様子とは打って変わった感じになってきた。なんとなくトマトの葉色が戻り始め、ナスも鮮やかな緑の葉が伸び始めた。
雨の合間を縫って、2回の週末に分けて、ニンジンを蒔いた。「ベーターリッチ」のほか、沖縄で買った島ニンジンも蒔いてみた。雨のおかげか、比較的順調に発芽。
8月26日。
初ゴーヤと初ナス。ナスも7月の花は、雨が少なすぎてハダニが蔓延。弱ってしまって、実が付かず、花が全部落ちてしまっまのだ。雨のおかげで、やっと一息ついた感じだ。
この日、秋植えのジャガイモを植えた。品種はニシユタカだ。
それから、1回目の大根、聖護院大根、すぐきの種蒔き。何回かに分けて蒔く予定だ。
8月29日。オクラの花発見。
ハイビスカスに似て、いつ見ても綺麗だ。この日、出来ているオクラを一本収穫。
9月2日。
逆光で暗いのだが、ゴーヤのシルエットが浮かび上がっている。採ると綺麗な緑。
ちなみに、オクラは缶ビールぐらいの長さになっており、明らかに大きくなりすぎ。これは、食えんやろ、と触ってみると意外に堅くない。さすがに柔らかいとは言わないが、沖縄で買った丸いオクラは、これまで育てていた六角形の品種に比べ筋張らず堅くなりにくいことが判明。
なんだか、すごく得した気分だ。これなら、少々採り遅れても、例年のように、ガシッと噛んだら噛みきれない筋がズズっと歯の間に残って、オクラの長さ分の繊維が取れる、あの残念な気分を味わわなくて済むじゃないか。
ということで、軽く火を通して刻み、サラダに入れて美味しく食べた。
9月10日。
オクラが次々に花を咲かせており、毎週何本か採れるようになってきた。
ゴーヤも最盛期を迎えた。
そして、いよいよ、ジャガイモの芽が地上に。
この日の収穫。ゴーヤも太くて立派だ。
9月16日。
引き続き、ゴーヤがどんどんできている。
こりゃあ、週の半分はゴーヤを食べることになるんじゃなかろうか。
そして、8月の雨の多さで急回復して元気になってきたトマト。
赤い実はこれとミニトマト1つだけだったが、今更ながら、どんどん枝が茂り、花が咲いている。とはいえ、もう9月も半ば、どうせ着果しないか、いつもなように汚い茶色の筋入って割れたりして、ろくなのができずダメだろう、と思うと真面目に手入れをする気にはなれない。結局、目立つ脇芽を適当にかいただけで、あまり期待せずに様子見をすることに。
なすは、やっと元気に綺麗な実をつけ始めた。雨ばかりも困るが、雨のおかげであることは確か。
この日の収穫の半分。M家分の写真はなし。
9月18日。
前夜からの強風で、朝起きたら、ベランダのパプリカが、一本なくなっている。
「わわ、パプリカがない!!」
根元10センチのところで折れ、向かいの空き地に落ちていた。1番大きくて沢山、緑の実がなっていたやつなので、朝からショックを受ける。ショック過ぎて、写真もない。2番目に大きなパプリカも枝が一歩折れ、根こそぎ横倒しになりかけたやつもある。
家人が折れたパプリカを拾いに行ってくれ、回収。可哀想に。パプリカの青い実と葉っぱを、なんとなく供養するような気持ちで、子どもとむしる。葉っぱは油揚げと炒めた。青い実はピーマンと合わせて炒め、これも美味しく食べた。無駄にはしません。
さて、畑に話を戻そう。
ベランダでもこんなだから、畑もひどいに決まっている。
手入れが行き届いていないため、もしゃもしゃのまま、斜めに傾くトマトたち。すでに木と見まごうほど太いオクラも根元から傾いている。ゴーヤもネットごと捻れてぐちゃぐちゃだ。
なんとか起こして支柱で支えたり、蔓を引っ張りあげてワイヤで留めたり。
ベランダのような致命的な被害はなくて良かった。
ナスも葉っぱがやられたものはあったけど、大丈夫そうだ。ジャガイモはこのぐらいの芽では被害なし。
雨で湿っているので、大根類を追加蒔きした。
この日の収穫。
9月24日。
最初に蒔いた大根が育ってきた。
オクラ、ナス、ゴーヤがどんとん採れる。
いくらゴーヤチャンプルーが好きでも、他に食べ方のバリエーションが2、3種類しかないとそろそろ飽きてくる。
ところで、あまり期待せずに様子を見ていたトマト。
なんと、どんどん実がなっている。ここに来て急にトマトの存在価値が上がる。これらは全部、赤くなるだろうか。なったらすごいなぁ。
さて、トマトが季節外れに元気なのは嬉しい誤算なんだが、困ったことも。
この畝、とっくに撤収して、カリフラワーとブロッコリーを植え付ける予定だったのだ。しかし、いつまでも畝が空かない。こうなるとゴーヤが先に終了しそうだから、その後に植えるとか、作付計画を変更しないとダメかもしれない。
さて、9月も最終日、30日。
大事にすることに決めたトマトの手入れに時間を費やす。伸びた脇枝はカットし、絡まり合っているのを離して、固定していく。やり過ぎると枝同士が擦れて実が落ちてしまったり、実がある枝を間違えて切ってしまったり。ある程度のところで諦め、最低限、実が地面に着きそうな枝は引き上げて固定した。
この日の収穫。
ゴーヤは蔓の下の方が黄色く枯れてきて、実が大きくならずに黄色くなるものも出始めた。そろそろお終いかな。10月からは、秋冬野菜にシフトしていこう。
畑-2017 5-7月の振り返り
5月に入った。
GWの何日か不在にした。7日に久々に畑に行ってみる。
以外にも、スナップエンドウはまだ元気だった。ソラマメも、M君のアブラムシ駆除活動が功を奏したのだろう、意外なほど、元気。
苗の生育が悪く、まだ結球に程遠いキャベツ。
暑くなり過ぎると結球しないことがあるはずだし、梅雨後半は腐りやすい。小ぶりでも良いから、早く大きくなって結球して欲しい。
こちらは、ジャガイモ。これも例年より遅いかな。それでも、花が咲き始めた。
少し、根元がふくらみ始めた玉ねぎ。
トウモロコシは、去年よりきちんと発芽した。今年はM君が、かなり耕してくれたところへ蒔いたから、土がだいぶ良い感じだ。
ニンジン。3週間に分けて、蒔いた。
いつもより、覆土を厚めにしたせいか、良く発芽した気がする。
この日、トマト苗も一部植えつけた。まだ小さいが、やむを得ない。
この日の収穫。
レタス2つに、大きくなった小カブ「あやめ雪」。ソラマメはやっと、おつまみ分収穫できた。予想外のスナップエンドウも採れて、満足のGW最終日。
5月14日。トマトに備えてM君が耕してくれた畝に残りのトマトを植える。M君が、サツマイモの苗を作る芋を買ってきて、苗が伸び始める。何本できるんだろう。楽しみだ。
この日の収穫。
結構、大量のソラマメ。2家族で分けるには十分な量で、ホッと一安心。しかし、この頃には、ソラマメはアブラムシのせいで、真っ黒になっており、限界をむかえていた。頑張ったソラマメに感謝。
スナップエンドウもいよいよ、最終段階。マメの色が悪くなり始めた。
この他、レタス、小カブに、ミニ大根「つくし春」を収穫。
5月20日。
玉ねぎが、どんどんふくらみ始めた。
なんか、玉ねぎっぽくなってきたじゃないか。なんとなく、一安心。
トマトも遅ればせながら定着した。
トマトは成長が早いから、ここから順調に育てば大丈夫だろう。
トウモロコシは、去年よりは、軸もしっかりしている。
ジャガイモも順調。
キャベツも、大きくなり、内側の葉が巻き始めた。高温になる前に、結球間に合うか。
この日、ソラマメを撤収した。葉っぱも鞘も全部、黒くなり、葉が縮れて枯れていくのは、かなり無惨な光景だ。結果的に、絶好調のソラマメが十分収穫できたのは、2回だけだったが、当初、心配したよりはずっとマシだった。ソラマメも頑張ってくれて良かった。
ということで、この日の収穫。一部、鞘が黒くなったマメが、アブラムシのダメージを物語っている。
5月28日。
今年もトウモロコシのアワノメイガ駆除のため、アワノメイガトラップを作成。オレンジジュースに、砂糖、重曹を入れ、40度のお湯で湯煎。蓋を閉めてやると吹き上がる。去年は、作ってから、畑に持参する間に発酵が進み、畑で開栓したら吹き上げてひどい目に遭ったっけ。
玉ねぎは着々と肥ってきている。
この日、キュウリを植えつけた。2週間ほどベランダで育苗したものだ。
久々の畑の風景。
左から玉ねぎ、トマト、トウモロコシ。
左からキュウリ、真ん中のこんもりしたネットが、カブと短大根とキャベツの畝、右がジャガイモだ。
今年は夏野菜の育苗に失敗したと書いた。こちらは、全然、大きくならなかったナス。
5月末でこれでは、秋茄子しか食べられそうにないな。
6月に入った。
トウモロコシは花が咲き始めた。トラップのお陰か、虫の被害もないようだ。
結球し始めたキャベツ。穴が空いているということは、ヨトウムシがいるということだ。早速、犯人を捜すことに。
1株1ヨトウムシ。株元の土を軽く掘り返すと、そこにもデカいヤツがいる。念入りに退治。
キュウリも葉が大きくなり始めた。トマトは葉っぱが大きく、がっちりした感じになってきた。
そして、この日、玉ねぎを試しにいくつか採ってみた。
早速、帰ってからスライサーで薄切りにしてサラダに。甘くて、美味しい。さすが、採れたてだ。
玉ねぎの跡地には、サツマイモの苗を植えていく予定。この日、元々空いていたスペースにサツマイモを植える。
6月11日。
急にジャガイモが枯れた。
病気かなぁ。それとも急に暑くなって、雨が少ないのが堪えたか。
ニンジンも、カラカラで葉色が少し抜けている。
この頃、トウモロコシの花が最盛期。
キュウリはこの頃からどんどん伸び始める。
トマトも軸が太くがっちりしてきた。
この日はとにかくお天気で、ひどく乾燥しているので、ジャガイモを掘り、玉ねぎを抜いた。
サツマイモもどんどん苗が出来て、M君が家で根出しさせてくれるので、せっせと植え付ける。
この日の収穫。
ジャガイモ、玉ねぎのほか、短大根「つくし春」と、小カブ「あやめ雪」。
6月18日。
この日もキャベツのヨトウムシ退治から。
トウモロコシの花は終わり、1株につき、1本のトウモロコシに絞るために、余分なコーンは、ヤングコーンとして折りとる。
大玉トマトは、重さで傾いて来たので、紐で支柱に固定し直す。
キュウリの初めての雌花。
花蕾が乱れていて、売り物のような端正さはない。しかし、そもそも苗の出来が悪く、植えつけが遅かったので、暑さで花蕾は望めないかたら覚悟したいたことを考えると、全然マシだ。
この日もサツマイモを植える。こんなに植えて、何本サツマイモ採れるんだろう。
この日の収穫。
短大根、小カブはそろそろ、高温と乾燥で肌と色がイマイチになって来たから、潮時だ。
6月25日。
この日は、急に大きくなったキャベツを収穫。大きくなったとはいえ小ぶりだが、この頃、結構な空梅雨、気温も30度を超え続けており、薹が立つのも時間の問題、下手に雨が降ると割れることも、腐ることもあるから採れただけで文句は言わない。
同様にニンジンも収穫。これも梅雨時は腐りやすいからね。
予想外に綺麗にできたブロッコリーもいそいそと収穫。これも、梅雨時は蒸れてよく腐るのだが、無事だった。
トウモロコシもそれっぽくなってきた。
トマトは、支柱を増やさないと支えきれそうにない有様に。
この日の収穫。キャベツ、ブロッコリー、短大根、大量のニンジン。
これまでで、ニンジンは1番良い出来ではないだろうか。ニンジン堀りで、M家と我が家の子供達も盛り上がった。
7月に入った。
2日に、トウモロコシを1本収穫。小さいが、上まできちんと実が入っていた。
この後、我が家はなかなか収穫機会なく、トウモロコシの写真もない。しかし。M君は、カメムシがたかっていたりしたもので、やむなく上の方1/5ぐらい実がふくらんでいないものを計5本ぐらい採ったらしい。
その後、9日の日、トウモロコシを剥いてみたら上の方に実が入っていない。やや心配ながら、何日か遅らせることにしたら、14日には、実が全部干からびていた。
この頃、全くと言って良い程、雨が降らず、35度になるなどカラカラの天気が続いた。水やりに2日に1度ぐらい行ったけど、そんなことでは全然、水が足りなかったのか、単に収穫時期を逸したか。確かに、6月11日が花のピークとすると、採り時期を過ぎている。実が充実していなくても、採り時期を優先して守らないとダメなんだなあ。大失敗だ。
気を取り直して、7月9日の記録を続けると、キュウリが初めて2本採れた。
トマトも初収穫だ。
暑い中、やや、黄色く荒れた花蕾だが、カリフラワーが出来た。
期待してなかったので、食感が多少悪くても嬉しい。
この日の収穫。1つ残っていたキャベツ、短大根、玉ねぎはこれで終わり。
14日。キュウリとトマト。
この週末は、出かけてしまったので、M家に水やり、収穫をお任せ。トマト、キュウリを収穫して消費してもらった。
7月22日。
トマトの全盛期。
M君が買っておいてくれた大きな支柱でトマトを支え直した。義母が九州から来てくれていて、百均で支柱とキュウリネットを買っておいてくれたので、ナスの支柱も立てた。キュウリもネットが全く足りなかったので、ネットを上に追加して縛り付ける。
ところで、GWに沖縄でゴーヤを買った。タネじゃなくて、普通に食べるための実を直売所で買ったのだ。割ったらオレンジの膜が出来ている種があったので、蒔いたら6月に入って、完全に忘れた頃に芽が出てきた。ブロッコリーの隙間にとりあえず植え付けておいたのだが、この日、蔓が絡まるように支柱にキュウリネットを張った。
以上は作業の記録。夕方だったので、慌ただしく写真撮り忘れた。
収穫は、トマトが結構な個数になった。ベランダのミニトマトも最盛期なので、冷蔵庫はトマトだらけに。
7月30日。
ネットを追加したとは言え、既に行き場がない感じのキュウリ。この頃が1番、綺麗な実がなっていた。
こちらはゴーヤ。
ネットを張ったばかりなのに、あっという間に這い上ってきている。
この日の収穫。少しだけ残っていたニンジンも撤収した。
こうして7月も終わった。今年の春から初夏採りの野菜は、ニンジンが豊作、スナップエンドウ、玉ねぎはまずまず、ジャガイモはちょっと物足りない、キャベツ・ブロッコリー、ソラマメはイマイチ、トウモロコシは採りそびれて失敗、と言ったところか。ニンジンは少し上達したが、例年になく失敗したキャベツ、ブロッコリーは、来年の冬の育苗の温度管理を念入りにしよう。ソラマメは品種を生育の早い「駒栄」に戻してリベンジを目指そう。
畑-2017 3-4月の振り返り
畑の記録をまとめきれずにいるうち、8月になった。これはまずい、ということで3月から7月を二部に分けて振り返ることに。振り返りをかくのにも一月かかってしまったから、今年はベランダの記録は割愛。畑の方だけにする。
3月に入った頃から、そら豆の花が次々咲き始めた。とはいえ、去年に比べれば草丈が低い。
ソラマメは、いつも、最後はアブラムシとの戦いになる。3月に入って、この草丈で、花が咲き始めたぐらいの成長ぶりでは、アブラムシの繁殖の方が勝るのではないか、と心配になって見てみたら、ほら、もう、新芽の方にアブラムシおるやないか。あかんやん。
鞘に大きな豆が3つ入りやすいというので、「打越一寸」というソラマメにしてみたが、昨年同様生育が早い「駒栄」にしておけばよかったなあ。悔やんでも手遅れなので、とにかく、アブラムシ駆除に勤しむことに。
この頃、3週間に分けてニンジンを蒔く。雨の後や、雨の前を狙って蒔くのだが、発芽率が低い。仕方がないので、今回は、少し覆土を厚めにして、牛フンをパラパラ被せてみる。
3月12 日、ジャガイモを植えた。もうちょっと早く植えたかったが、インフルエンザで、一家壊滅したのだ。で、この日の収穫。
丸いのが「まーさんちしゃ」。宮古島で買ってきた種だ。普通のちしゃと、なんかイメージ違う、面白いまん丸の形だ。
ブロッコリーに、冬を越したキャベツ。カブは巨大化し始め、そろそろ薹が立つからと慌てて収穫。
3月18日。カリフラワーの綺麗な花蕾が覗いている。
そして、この日の収穫は、大量のブロッコリー。
これからしばらく、ブロッコリー三昧だ。
さて、3月25日。
この頃には、ソラマメのアブラムシ駆除が週末必須作業になり始める。アブラムシが付かないスナップエンドウは、鳥よけのネットの効果か、今年はヒヨドリのおやつにもならず、綺麗に伸び始めている。
カリフラワーは、とても綺麗に立派な花蕾が育った。これは、大成功。ブロッコリーも側蕾がどんどん大きくなる。
この日の収穫。
そして、4月に入った。
4月2日、トウモロコシを蒔く。M君が、頑張って畝を作ってくれた。去年よりは保水力が上がりそう。
ブロッコリーは、花を咲かせようと必死、こちらは咲く前に食べようと必死。
段々、形状が崩れて菜の花っぽい様子のものも増えてくるが、気にせず食べる。
ソラマメは、アブラムシが増えてくる。まだ、先端にいるのを手袋をした手で潰していけばなんとか減らせる程度。でも、今頃咲いているやつは、大きくなる前にアブラムシのせいで真っ黒になってしまうだろうなぁ、と思うと、せめて花でも愛でようか、という気になる。
スナップエンドウも大きくなってきた。
これからの夏野菜。青々とした玉ねぎ。ジャガイモの芽も出てきた。
前の週に蒔いた、春蒔き短大根「つくし春」と、小かぶ「あやめ雪」。
この日の収穫は、山のようなブロッコリーの側蕾と、丸いのが「まーさんちしゃ」。
そして、4月9日。まだまだ食べるよ、ブロッコリー。
4月16日。
この頃に1ヶ月遅れでブロッコリーとカリフラワーを植えた。今年の育苗は、寒さと天候不良で完全に失敗。カリフラワーは、先月のような綺麗なものはできないだろう。せめて、少しでもブロッコリーが食べられると良いなあ、といったところか。
じゃがいもの芽が伸びてきた。カブの葉も綺麗に育っている。
ソラマメ。毎週、驚くほど増えるアブラムシを必死で撃退しながら、なんとかまだ真っ黒にはなっていない。
しかし、そろそろ、元気のない黄色く色褪せた茎も出てき始めた。根元から出る本数を絞り、摘芯してアブラムシにやられる前に育つだろう豆を少しでも太らす作戦。
このブロッコリーの茎を貧乏臭く食べようと思うと、一々、皮を剥かんならんのやなー。結構、地味にたいへんなのだ。美味しいけどね。
4月23日。
スナップエンドウの最盛期。まーさんちしゃも、綺麗に育った。そろそろ薹立ちしそうなので、慌てて大量に収穫。
カリフラワーも綺麗にできて、この週も豊作に恵まれた。焼肉を巻いてモリモリ食べるのだ。
4月も最終日、30日。
玉ねぎは、まだ、ごっついネギ、という感じ。
植えつけた時の苗はかなりサイズにバラつきがあった。全部きちんと玉ねぎ化してくれるか、やや不安がある。
さて、どんどんアブラムシにやられつつあるソラマメ。
なんとか、収穫ゼロは免れそう!苦労してアブラムシを退治し続けた甲斐があった。
スナップエンドウもまだもう少し収穫できそうだが、GW不在にしたら、どーなるかなあ。
この日の収穫。
ソラマメは、味見、という分量。一度でも良いので、M家分と合わせて、2家族で十分なおつまみにできる量が収穫できるとよいのだが。ブロッコリーはそろそろ菜花になっており、GW明けには撤収して整理することになった。
畑-2017 1-2月
今年の畑始めは1月3日。お天気にも恵まれ、新年初収穫。
大根、すぐき、小カブ、まだ残っていたパプリカ。
ここまでは良いとして、右の大きな葉っぱは、小松菜だ。すっかり巨大化してしまい、「小松菜」という名前にはそぐわない。こうなると美味しくないんだよねー、ということで、以後、完全にスムージー用の野菜となっている。
上の方に摘んだ葉っぱが写っているが、これはルッコラだ。これも巨大化しており、スーパーで見るような繊細な葉っぱではなく、葉1枚30センチ近くあるたくましい代物だ。正直、食感に品が感じられないが、味と香りは濃厚で、ルッコラ好きには悪くない。焼肉と合わせて食べると、スッキリ感があって食が進み、すっかり定番に。もちろんサラダにしても、大人味のサラダになる。ルッコラは以後、M家と我が家両家で、スーパーで買うポリュームの数倍を毎週取り続けている。
さて、少し飛んで1月14日。
年末からキャベツがグンと大きくなった。
2つ並んでいるうちの1つを収穫した。奥の1つは、冬に入る頃にヨトウムシにやられ、成長が少し遅い。昼間は土に潜るぐらい夜行性の奴らからすると、キャベツの葉の間に住めば、昼でも暗いし、お腹が空けば好きなだけ壁をかじれば良いわけで、さぞ快適なんだろう。毎週のように葉を押し広げてヨトウムシをチェックしても、見落とすと翌週には目も当てられないぐらい食べられてしまう。
ベランダで育苗しているスナップエンドウの定植場所を作るために、ちしゃを抜いた。どんどん育ってくるすぐき、カブも収穫せねば…と根菜の畝の仕上がりを見て回ると、かなり大きい聖護院大根を発見。
左から、ルッコラ、ほうれん草、丸い葉のかたまりが「まーさんちしゃ」、小松菜、小カブ、すぐき、聖護院大根だ。二家で分けても、葉っぱだらけだ。なにしろ、すぐきの葉っぱも青々と大きい。
聖護院大根は、千枚漬けに。1番太いところは、スライサーの幅に収まらないぐらいだった。大きすぎても扱いが大変なんだな。
1月21日、この頃、写真は撮り忘れたが、スナップエンドウを定植した。
すぐきなどの根菜類がどんどん成長してくる。この頃、ブロッコリーもやっと大きくなった。
秋の天候が不順だったせいで、収穫開始が遅いが、立派に育った。
大根類に加えて、ニンジン「ベーター312」の初収穫。初めてと行って良いほど立派なニンジンができた。
ニンジンは、早い段階でヨトウムシに食われ、1週間で畝から苗が半分以上消えてしまう被害に遭った。みな残っていれば、さぞ大収穫だったろうにと思うと残念だが、これだけ立派なのが採れたんだから文句は言うまい。
1月入ってから、毎週、大根と聖護院大根、すぐきが採れる。大根は子どもが好きな風呂吹き大根に、聖護院大根は、ひたすら千枚漬けに、すぐきは糠漬けにするのだが、漬物が消費しきれなくなってきた。千枚漬けはジップロックに小分けにし、糠漬けのために糠床を増量し、冷蔵庫一段が漬物と風呂吹き大根で占められる状態が続く。野菜嫌いの家族も千枚漬けは食べるので、家族とM家に千枚漬けを何度か押し付ける。
1月29日。
2つ目のキャベツが立派に育った。重さは内側の球だけで2キロを超えた。
そしていよいよ収穫量が増えるすぐきと聖護院大根。
大根は葉っぱも栄養があるし、美味しいから捨てたくない。年末から、ずっと常備菜として大根葉の炒め煮を作っているが、この頃には、それでもなお、未調理の大根葉が冷蔵庫にある状況に。お弁当にも毎日、大根葉だけは変わらず入ることになった。漬物もラップに包んで持っていくことが増えた。だって減らないんだもの。
2月に入った。
2月4日、畑に行ったら、なんとすぐきの董立ちが始まっている。もう董立ち?という感じ。今年は早い気がするな。さすが暖冬。慌てて大量に収穫した。
董立ちしたすぐきは、どんな食感なんだろう。小カブは少しでも董立ちすると、全体に固くなって、かじることもできなかった記憶がある。すぐきはどうかわからないので、恐る恐る糠漬けにしてみる。その結果、皮に近いところが繊維質で食べられないが、内側は食べられることが判明。分厚く皮を剥いて供することに。
この頃は、聖護院大根はまだ董立ちはしていなかったのだが、すぐきに董立ちされると、聖護院だって時間の問題だろう。収穫を急がなくては。
この日、ニンジンを撤収。最後まで結構立派なやつが採れた。しかもこのニンジン、 「ベーター312」、甘くて美味しい。春も頑張ろうという気になる。
ブロッコリーも大量に収穫。我が家は大量に消費するするので有難い限りだ。
2月12日。左のおばけコマツナの隣は聖護院大根、カブ、大根。カブはかなり大きくなっている。いよいよ、董立ちが心配になってくる。大根は、間引き損ねたやつが残っているだけだから、だいぶ小ぶりに。ふろふき大根にするには、使い切りサイズだ。
2月19日。ブロッコリーの全盛期。側蕾も立派に大きくなる。
問題は根菜類だ。とうとう聖護院大根に蕾が見えるように。慌てて大小問わず全て抜き取る。普通の大根4本の隣の7本が聖護院だ。その下はカブ、1番右は「天安紅心」という中国大根だ。切ると中が赤いやつだ。ただ、あまり出来は良くなかった。
董立ちした聖護院が食べられないぐらい固かったらどうしよう。そう思うと、見た目は大きいけど董も2センチぐらいになって目立つ聖護院をM家に渡すのは気がひける。中くらいだけど食感がマシそうなものを選んで渡すことに。
その後、千枚漬けにしてみると、スライサーでカットして漬物にすれば外側ちょっと固め、ぐらいで食べられることが判明。ただ、葉に近い上の方は少し固いところがある。食べられないほどではなかったので、ギリギリセーフ、という感じだった。すぐきよりは、最後までまともに食べられる感じだったと言って良い。
2月25日。
ソラマメの花が咲き始めている。去年と品種が違うせいもあるだろうが、2015年は12月がすごく暖かくて、成長が早すぎ、年末には花が咲き始めていた。おかげで雪害に合わないようにするのに苦労したのだった。それに比べれば、今年は普通のペースだろう。
隣の写真の1番右側はカリフラワーだ。葉が巻き始めた。遠からず中に花蕾ができるはずだ。
カリフラワーは秋に一度ネキリムシのせいで全滅したため、10月にタネを蒔いて育苗してみたのだった。最近、急に大きくなったので、少なくとも1つ2つは採れるかも、という希望が出てきた。
この日もブロッコリーを収穫。時間がなくて写真はないが、結構採った。最近はブロッコリーが毎日食卓に出ている感じだ。
冬野菜の収穫は全体に少し遅れたが、12月以降、全国的な大雪をよそに、この辺は雨も雪もあまり降らなかった。おかげで結果的には、大豊作の1-2月となった。
3月はトマトやパプリカなどの夏野菜までの合間に植える葉物のほか、ジャガイモ、ズッキーニ、トウモロコシに加え、自宅で育苗中のキャベツ、ブロッコリーなど春から初夏に採れる野菜の植え付けをする予定だ。春のシーズンも頑張ろう。
2016年後半 ベランダ菜園振り返り
7月から更新していなかったベランダ菜園。もはや記憶が薄れ、写真を見て振り返るしかない有様だが、まとめておかないと2016年の夏野菜の記録がなくなってしまうし、2017年の新たな記録にも踏み出せない。
2017年もトマトの種蒔きを考え始める時期になっている今日この頃、まず昨年の夏のミニトマトの続きから。
2016年7月25日の写真。
なるほど、この頃は、まだなかなか良かったんだな。
30日の朝。パプリカとともに収穫。
そして、例年、ハダニ被害のため、野菜が一気に元気がなくなり、こちらのテンションも下がる8月。
2016年も、お盆前からハダニ被害か甚大になり、収穫量が目に見えて減った。こちらは13日。
8月28日には、葉っぱが驚くほど減っていることがわかる。ハダニってひどい奴らだ。
9月。葉っぱがこんなに減っても、まだ頑張っているトマト達が哀れになる。
10月7月。ここで、トマトはおしまい。昨年は、トマトに寒さの中でも細々と頑張らせることはしなかった。ハダニ被害から復活できず、あっさり終了。ともあれ、お疲れさまでした。結局、いくつ採れたのだろう。集計に失敗してしまった。
さて、気を取り直して、なかなか豊作だったのはパプリカだ。
8月9日のパプリカ。
8月26日。
9月になった。この頃から順調に収穫が続く。
9日。
9月16日には収穫量増加。
9月24日。
2014年から越冬し続けている「越冬パプリカ2014」も、実こそ小さいがとても元気だ。下の左の黄色い実を付けている株だ。秋は台風が多かったり、天気が悪い日が多かったが、パプリカはずっと順調だった。
9日26日。
10月2日。まだまだ収穫が続く。
10月7日。再掲。
10月14日。黄色の越冬パプリカ2014もまだまだいける感じ。
10月21日、22日。大きさはバラバラだが、収穫量としてはなかなかの感じ。時々、思いついた程度に追肥しながら管理する。
10月29日。朝夕、冷える日も出てきて、さすがに葉が落ちるのが目立つ。
11月8日、毎年恒例、クリーニングビニールで覆う。この頃から、ヒヨドリ被害も出始めたので、防寒だけではなく鳥害対策も兼ねている。ちょっと色づくと、そこだけ叩いて食べた挙句、決まって大きな「落し物」を残していくから、腹立たしい。
おかげで、これらの実は無事に11月20日には色づいた。
12月4日。風でクリーニングビニールが、ボロボロになって、ちょっと実がむきだしになっていたらすぐヒヨドリにやられてしまった。赤い実を食い散らかした上に、枝を折っていったので、青いままの実も収穫。
12月17日、4日の時点でどす黒かった大きな実が真っ赤になった。
そして年末、12月31日。
2016年度のパプリカは大晦日のこの日、ぴったり終了となった。お疲れ様でした。
さて、越冬パプリカ2014はまたしても無事に越冬するのか、それからどの株を新たに越冬パプリカ2016に仕立てるか。それは、春が近づく頃のお楽しみだ。
さて、その他もろもろ。
葉っぱものと、ソラマメの育苗。10月29日の様子だ。
11月8日。ソラマメがいかに成長が早いかわかって面白い。この頃、プランターの土を順番に入れ替えて、少しずつ時間差で色々な葉物を蒔いていったので、まだ発芽したての小松菜/水菜の鉢もある。
12月4日。順に、オータムポエムの鉢と、すぐき/聖護院大根だ。9月10月の天気が悪くて、根菜類の生育は遅かった。12月でこの大きさでは、収穫する前に董立ちしそうで心配になってくる。
しかし、葉っぱものは、クリスマスパーティーのサラダには間に合いそうだ。
順に壬生菜/わさび菜、次いで小松菜/水菜。
スープセロリ/わさび菜、次いでスナップエンドウの発芽の様子。
ほうれん草、次いでほうれん草/小カブ。
25日。 2回のクリスマスパーティーでむしった後だが、壬生菜とわさび菜はまだまだ楽しめそう。畑のルッコラと合わせてクリスマスリースっぽいサラダに仕立てたり。
12月31日。4日には発芽仕立てだったスナップエンドウは定植できそうな苗になった。根菜類はまだ根が肥大していると言える段階まで来ていない。畑の大根、すぐきが豊作だから、まあベランダまでなくても困りはしないが、ちょっと悔しい。
オータムポエムはそろそろ花蕾が付きそう。他の葉ものも、みんなまだ青々していて元気だ。
2017年も、冬の間は、葉ものを少しずつ収穫しながら、楽しめそうだ。
畑2016-8-12月
夏から更新が滞るうち、なんと年が明けてしまった。記録のための写真でスマホの容量ばかり食うのを睨みつつ、書き進めないせいで全く消去できない。そのまま5ヶ月が過ぎた。
年末に更新しようとしたが、帰省して乱雑酔っ払って出来ず、年内ギリギリに自宅に戻ってパソコンにスマホ写真をバックアップしたら、フォルダの中は野菜写真だらけ。さすがにぐったり。
新年になったので気を取り直して、頑張って振り返ってみよう。
2016年の8月は雨が降らずに暑く、下旬になる頃にはハダニ蔓延により畑の荒廃が進んだ。
8月6日の畑の全景。
この頃までのナスは、結構良かった。
しかしこの後、水不足と、実のなり疲れで、目に見えて弱ってきた。ハダニで葉色も抜けはじめている。
収穫としては、我が家の分がこんな感じ。M家分は写真なしだ。
8月 11日。畑はカラカラ。水道から何度も2つのジョロを運んで往復し、水を撒いても土に染み込まず上滑りな有様に、心が折れる。夕立もさっぱりこない。
カボチャの畝はもはやカオスになっていたが、隣のオクラを絞めあげにかかっているのを辛うじて引き剥がした。オクラは地味で写真にあまり残っていないが、パラパラと実をつけ、サラダの具材に貢献していたので、かぼちゃに絞め殺される事態は避けねばならなかった。
連日、朝の水やりに時間がかかるので、カボチャは特に人工授粉などもせず、適当に実がなっている下にクッションを置いたりして、最低限、着果したものを収穫することを目指した。
かぼちゃ以外で元気なのは、パプリカだ。実が重すぎて傾くのを慌てて支柱で支える。
トマトも暑さとハダニで弱り、枝がかなり枯れてきたので整理する。8月いっぱいもてばよいな、というコンディションで、割れたりダメになる実も出始めた。トマトは割れると、そこに小さなダンゴムシ入っていたりして、これまた萎えるんだよなー。
8月13日。疲れが増しているトマト。ハダニもひどくなってきて茎の色が抜け始めた。
カボチャから救出したオクラ。
8月26日。朝、水やりとともに、収穫。オクラはしばらく収穫をサボると食べられないぐらい硬くなって、これまでに何本か無駄にしたので、小さめだけど収穫した。
今年の畑のトマトはこれで終了。お疲れさまでした。
9月に入った。
9月3日。パプリカが色づいて収穫。
9月19日には、カボチャも初収穫。
トマトを抜いて空いたスペースにニンジンを蒔いた。この頃には、大根、聖護院大根も1畝蒔いている。
9月22日。パプリカは元気だ。色づいたものを収穫する。
M君とのメッセのやり取りによると、この日にモロヘイヤや一部のバジルを撤収し、畑をだいぶ空けたらしい。
バジルがなくなって空いたパプリカの隣のスペースに、すぐきを蒔く。
9月 24日には、カボチャをゴロゴロ収穫して、全て撤収。あんなに畑をカオスにしたくせに、7つしか採れなかった。コスパ悪い。
ともあれ、カボチャがなくなったので、急いて畑の整備を進める。
10月1日。パプリカがヒヨドリ被害に遭った。縦に半分食われている。
その他のパプリカは元気で、色づいたものを収穫した。
M君とのメッセによると、この日、ブロッコリーとカリフラワーの苗を植えたらしい。しかし、カリフラワーはネキリムシらしいものにやられ2週間で壊滅。ブロッコリーも2本やられた。
やむを得ず、ダメ元でカリフラワーの育苗を再開。
10月10日。相変わらず元気なパプリカ。
畑の整備が終わり、ネキリムシにやられたカリフラワー、ブロッコリーを除けば、冬野菜も育ち始めた。ただ、9月は全体に天気が悪く、苗の生育は悪かった。実際、スーパーの野菜も10月から11月は高かった。
この頃の根菜類。
キャベツ。
大根がこんなに小さいのでは、12月下旬に収穫始まれば良いところだろう。正月用の聖護院大根の千枚漬けは作れるのだろうか。
10月16日。パプリカは元気に鈴なり。
ナスはハダニにやられて、葉色が悪くなってきた。
この頃にはオクラも撤収していたはずだが、記録にはなかった。オクラごめん。
10月29日。パプリカはまだまだ元気。
冬野菜も遅ればせながら成長し始めた。
キャベツとブロッコリー。
チシャとニンジン。ニンジンはヨトウムシにやられて本数が激減。
「そろそろ終わり」というメッセが残っていたのはナス。確かに、葉っぱは無惨な感じに。それでも8本収穫。
11月に入り、5日。パプリカは変わらず元気。
そしてナスをとうとう撤収。最後に7本。沢山採れました。
この日、玉ねぎを植え付け。
苗がちょっと小さいので心配だ。雨よけのビニールトンネルをして定着を祈った。
11月20日。
鈴なりに大きな実がなっている株が左の写真の赤のパプリカ。その3倍ぐらい、鈴なりに実を付けているが、全てミニサイズのものが黄色のパプリカ。ちょっと葉色が抜けてきて心配だ。
さらにやや弱っている株がもう1本あるがこれは赤で、実は大きい。寒くなってきて、これらのどれだけが色づくか、時間との勝負という感じだった。
左はキャベツ。この頃のキャベツは、毎週、1-2ヨトウムシ/キャベツ、という感じだった。大体、10月から1ヶ月半、ヨトウムシを撲殺し続けた。
右はブロッコリー。ネキリムシ被害をまぬがれたものは大きくなった。
不織布の内側でワシャワシャと育つ大根と聖護院大根。一部にはヨトウムシが付いて、畝の半分が危うくなくなるところだったが、異変に気付いて、ヨトウムシには退散頂いた。大根が出来始めているのがわかる。
左はすぐき。右はカブだ。いずれも元気。とくにすぐきには、虫もあまり付かず、育てやすいことが判明。
左はルッコラ。このあと、ルッコラは盛大に繁り、切っても切ってもなくならない。サラダのメインとして活躍し続ける結果になる。
右は心配された玉ねぎ。ただし、苗のサイズにはムラがあり、大きな球に育つものはどの程度あることやら。
11月 23日には、パプリカにビニールカバーをかけた。まだ青い実が沢山付いているので、なんとか延命を計らねばならない。
この頃から、大根は急速に育ち始めた。天気がよいのでは日が増えつつも、適度に雨が降り、水やりからも解放された。
いよいよ12月。
12時3日には、大きなパプリカも色づき始めた。
そして根菜類、初収穫。すぐきとカブ。すぐきをぬか漬けにするために、9月から糠床を仕込んでいる。早速、いそいそとぬか漬けに。
12月10日。いよいよ赤くなったパプリカ。早速、収穫。
12月18日。パプリカがどんどん色づいてくる。不織布とビニールカバーで保温しているせいだろう。それでもだんだん、葉っぱが落ちてきている。もう少し頑張れ。
元気に太るすぐき。
左は小松菜だったはず。しかし、急速に大きくなり、なんだかわからない。大松菜?こうなると、硬くて大味になるけど、仕方ない。
右はブロッコリー。花蕾が見え始めるとホッとする。
そして、9月に畝の端っこに芽を出したジャガイモ。夏の始めの収穫で掘り忘れがあったのだろう。芽が出ても茎がひょろっとしていたので、あまり期待していなかったが、面白いので残しておいた。この頃、葉が枯れてきたので掘ってみる。
おっと、予想より大きい。喜んでM家と山分け。
この日の収穫。左から、すぐき、大根「冬みねセブン」、ルッコラ、パプリカ、小松菜だ。子どもらが頑張って大根を抜いて2016年の大根の初収穫だった。結果的に、2015年より少し遅い程度まで遅れを挽回して、一安心。
25日。この日はM家とクリスマスパーティーの日。丸鶏のローストを焼く前に、昼過ぎから畑に。パプリカは、どんどん葉が落ちる。そろそろ限界だ。
そして、この日の収穫は根菜類三昧。カブ、大根、すくぎ。この後、サラダのためにルッコラも採った。
いよいよ、31日。聖護院大根の収穫をして、畑仕事納め。
聖護院大根をめでたく千枚漬けに。今年もお疲れさまでした。(新年に続く。)
畑-2016 6-7月
6時に入ると、畑は夏野菜モードになった。
6月5日。
だいぶしっかりした株になったナス。花も咲いて葉っぱもきれいだ。
パプリカは、まだ小ぶりだが、花が咲き始めた。葉色がちょっと薄いので、追肥する。
大玉トマト「麗夏」は、ちょっと混み合っている。
もう少し離して植えればよかったな。支柱を取り替えたり、脇芽を折ったり。
ミニカボチャ「栗坊」。6月5日はまだ定着して、やっと伸び始めたかな、という感じ。
今は慎ましい感じだが、どうせ蔓がコントロール不能に大暴れするんだろう。近所の野菜を絞め殺さないように気をつけないと。
6月 11日、あまり大きな変化がないが、着実に大きくなりつつあるナスとカボチャ。トマトは鬱蒼とし過ぎて、変化が感じられないので、写真はなし。
この日の懸案は、トウモロコシだった。6月はじめは体調不良だったため、調べるのが遅れたが、トウモロコシにはアワノメイガなるガが雄花に付き、雌花に移行して実まで食害するらしい。
対策としては、雄花の数を受粉に必要な最小限に減らしつつ、アワノメイガトラップなるものをオレンジジュースで作ることのようだ。
とりあえず、トウモロコシの雄花をチェックすることに。
雄穂が出てきているので、かき分けてよく見ると、何本かに既に小さな白っぽい幼虫がいる。これがアワノメイガか。
なんと既に食われ始めている。慌てて雄穂を折り取って処分。これはまずい。急いでトラップを作らないと。
とりあえず、何本か幼虫がいないらしい雄穂に不織布を巻きつけ、その夜の被害を避けることに。
さて、6月12日。アワノメイガトラップ用にスーパーでオレンジジュースを購入。調べた幾つかのトラップの レシピを参考に作成する。空のペットボトルにオレンジジュース400cc、砂糖を大さじ1加え、イーストを3グラム入れて、ゆるく蓋を閉め、 風呂よりちょっと熱めぐらいのお湯で湯煎して、30分ほど置いた。因みに、ペットボトルの蓋を閉めておいたけど、開けたら結構吹き出したので、要注意。
あと幾つかの空のペットボトルの中央部分に3センチ×5センチぐらいの穴を開け、虫の入口とし、先の液体を注ぎ入れる。
こうして、トウモロコシの周辺に仕掛けられたアワノメイガトラップ。
さて、1週間経った19日。
おお、なんかいるよ。
他のトラップは、もっと豪快に入っていて、撮影するのはためらわれた。結構、効くんだな。
こうして、無事に咲いた雄穂。
これを咲き始めた雌穂に振りかける。
3本ほど受粉したろうか。案外、雌穂が出てくるのが遅く、もっと沢山受粉するつもりができない。虫の被害を恐れてかなり雄穂を折り取ってしまったので、予想外の展開。もっと残しておけば良かった。
実際、トラップを仕掛けて以降、雄穂にカバーをかけなくても虫の被害はなくなった。来年は、もっと沢山残そう。
気温の上昇が影響したか、カリフラワーは1つは綺麗にでき、もう1つは部分的にちょっと傷み、色も純白ではない。残念。
ブロッコリーも整っている大きな花蕾はこれで最後だ。あとは、大量に伸びる側蕾。
こんなに採れたら1週間困らない。しかし、梅雨で気温も上がってくると、花蕾を切り取った跡が腐ったりして、株がどんどん傷んでくる。この後、順次、ブロッコリーは撤収していった。葉っぱは引き取って、念入りに洗って冷凍した。スムージーの材料にするためだ。
それから、他の野菜たちも元気だ。カボチャ「栗坊」。
なんとなくこんもりしてきた。ジリジリと拡大傾向。摘心しないうちにもう着果している。この日、2個着果しているのを確認した。慌て親蔓を摘心。
次いで、大玉 トマト「麗夏」。
さすが、大きい。重さに耐えられずに倒れる枝も。ここから毎週のように脇芽を切り、支え直す。
次は パプリカ。まだ小さいが着果しているのを確認。
この日は、ジャガイモ跡地に、小カブ「あやめ雪」や、小松菜などをばらばらと蒔いた。雨が多いから、きっと成長も早いだろう。梅雨明けには収穫するぐらいの勢いで行けたらラッキーなんだが。
さて、 6月23日になった。この日はM家の皆さんと、畑の野菜を天ぷら屋さんに持ち込んで揚げてもらうことになっていた。本当は、もっとまえに行くはずが、こちらが体調を崩して延期になったのだ。
雨が降る中、まだあまり大きくない初収穫のナスを切り取る。曲がってるけど、まあいいか。
さらに、ブロッコリーの脇芽を少し、人参の葉っぱを少し摘んで、お店に集合した。人参の葉っぱは、天ぷらにすると独特の渋みが抜け、すごく食べやすく美味しい。ブロッコリーの天ぷらも香りが良くて、美味しかった。天ぷら屋さんに感謝。
6月 25日のトウモロコシ。どんどん雌穂が出るのに、雄穂がろくにない。雨が多いせいか、雄穂がきちんと開かないのだ。これは誤算だった。
急激に伸びるカボチャ。制御できる気がしなくなってきた。しかし、近くにあるミニトマト、オクラが絞め殺される事態はなんとか避けねばなるまい。
葉物あれこれはうまく発芽している。ダメ元で蒔いたけど、梅雨時は結構、うまく育ちそうだ。
オクラも大きくなり始めた。そろそろ花が咲くかな、という感じ。
トマト「麗夏」も茂り過ぎて、支柱が足りない。倒れるのを防ぐのが精一杯だ。
パプリカも実が大きくなりつつある。急に株も大きくなってきた。
そして、6月末の畑の様子。
この頃までは、比較的、整然としていたが、7月に入り、いよいよトマトは茂り、カボチャは大暴れでカオスの様相を呈することになる。
7月3日のミニトマト。やっと赤くなり始めた。
そして、あと一息の大玉トマト。しかし、実が重すぎて折れるもの、倒れるもの続出。必死で支柱に括り付け、支え直す。
トウモロコシは、この頃咲いた雌穂はもはや受粉は絶望的。ヤングコーンでたべたら?といったところに。
こちらは、忘れた頃の収穫になったニンジン。ヨトウムシのせいで1/3に減った。細めだが、思ったよりは綺麗に育った。次回は虫被害を防いで大物を作らねば。
こちらは暴れ始めたミニカボチャ「栗坊」。着果した実はもうカボチャっぽい色になっている。
7月8日、大玉トマト「麗夏」が真っ赤になり始めた。
9日、10日で幾つか採って食べる。完熟したトマトはやはり美味しい。
7月 12日、畑のオクラ。ぼつぼつ、花が咲きそうだ。急に大きくなってきた。
M君の奥さんと、Mちゃんと晩ご飯を食べる約束だったので、収穫。
7月 16日。大玉トマト「麗夏」が、どんどん赤くなる。
ナスも次々なり始めた。
トウモロコシも採りどきになった。
トウモロコシは採ってみると、結構小さい。しかも、南北の畝だと北側が明らかにダメ。来年は東西に作らないとなー。
しかし、トウモロコシはびっくりするぐらい甘かった。MいえのMちゃんも喜んで食べたらしい。良かった。
さて、 7月24日。この頃までは、大玉トマトも順調だった。梅雨明け前は、気温も雨も適度で楽だ。
そして、やっとオクラが出来始めた。これから毎週、2、3本は採れるように。
初パプリカも赤くなった。立派なサイズ。
ナスもちょっと放っておくとあり得ない長さになるが、梅雨明け前は柔らかいから美味しい。
採り時期を超えてちょっと割れたキャベツとともに。葉物も成長が早くてよい。
さて、7月も終盤、26日。オクラが次々咲いている。
大玉トマトも毎日一個以上トマトを食べるぐらいの勢い。
ナスも元気だが、雨が減って、明らかに葉色が薄くなり始めた。これはまずい。ハダニだろう。水やりの時に気をつけて葉っぱに水をかけないと。
ともあれ、トマト13個にナス3本の収穫。それとミニトマトがいくつか。 あとは、畑に植えたモロヘイヤの先端を摘んだ。
その夜、M君の奥さんと、Mちゃんと天ぷら屋さんに行き、ナス、モロヘイヤ、ベランダの赤パプリカを揚げてもらった。
7月もおいしかった記憶で〆となってよかったね。